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・Linus が優秀だった ・とにもかくにもこれだけの長期間にわたってこれだけのプロジェクトを難破させずにいるだけでも奇跡的
・まともに使える最初のフリーな SVR4 系 OS だった ・大手ベンダ (特に IBM ! ) が早い時期からコミットしてくれた
・BSD が訴訟を抱えていた ・Linux がよちよち歩きの雛だった時期に最大のライバルが足枷付きだったのは大きい
> まともに使える最初のフリーな SVR4 系 OS だった
Linux は、SystemV系ではないはず。それと互換性が高いということもないはず。
>Linux は、SystemV系
SVID が POSIXに含まれて、それが拡張されたものがLinux Standard Baseとかいう解説を乱暴に読みつなぐとしたらそういう結論はありうるかもしれない。// 個人的見解としては、そういう部分を強調する気はない。
SystemV vs. BSD の無意味な議論をしている間に、実務の世界では POSIXが普及してしまったということ。本家BSDのグループもPOSIXの規格策定に参加しているのだし、とにかくPOSIXは良くできていると思う。LinuxはPOSIX準拠であることをうまく宣伝できていて、他のOSからの移行がスムーズに進んだ(顧客説明&実作業の両方)。FreeBSDなども、POSIX準拠を無視していたわけではないけれど、若干出遅れて、POSIX1.bと1.cのAPIは実装しているのに、POSIX1のAPIに欠けるものがあったりした(2000年ころの話)。なにより、POSIX準拠を声高にうたわなかった。
そうですね。
LinusとTanenbaumの論争の一環として、「互換性」に関する論争もありました。Tanenbaum「LinuxはPC/ATハードウェア固有の機能に依存しており、互換性(他のアーキテクチャのハードウェアでも動くという意味で)の観点から好ましくない」Linus「OSはハードウェアに依存していい。それよりも、OSが大切にすべき互換性とは、OSが標準(POSIX)に準拠することだ」
これだけ見ても、LinuxはPOSIX準拠であることを声高にうたっていたことになりますね。
SystemV vs. BSD の無意味な議論をしている間に、実務の世界では POSIXが普及してしまったということ。 本家BSDのグループもPOSIXの規格策定に参加しているのだし、とにかくPOSIXは良くできていると思う。
System V vs. BSDなんて話は1980年代のことですよ。POSIX.1の第1版はIEEE Std 1003.1-1990で、その頃には、そんな話はもう終わっていた。
LinuxはPOSIX準拠であることをうまく宣伝できていて、他のOSからの移行がスムーズに進んだ(顧客説明&実作業の両方)。
POSIX APIは本当に最低限しか決めてないので、それだけで移植性がすごく高くなるわけじゃない。Windows NTにすらPOSIX互換環境なんてものがあったくらい
とにかくPOSIXは良くできている(笑)
POSIX使えねー [blogspot.jp]
私がOSその他を選定する立場になったのがその2000年ころで、そのとき、POSIX準拠OSを採用条件としました。そのおかげで、私のシステムは複数のOSやマシンを渡り歩きながらも動き続けていて、当然最新版はLinuxになっています。
POSIXを採用した時点はで、これほどLinuxが席巻するとは思っていませんでしたが、ま、Linus様様ですね。
無意味な議論ってのは本当にそうでしたね。当時はそれが何かとても重要な気がしたのだから怖いもんです。
> Linux は、SystemV系ではないはず。
プロセス一覧を見る方法が「ps aux」では無く「ps -ef」であることを持って「Linux はSystemV系だ」なって言ってる書籍を読んだ覚えがあります。
あとは /etc/rc.local ではなく /etc/rcX.d/ にスクリプトを記述する流儀とか、カーネルではなくユーザーランドの話で、SystemV 風な味付けのディストロが多かったのは確かだと思います。
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アレゲは一日にしてならず -- アレゲ見習い
色々あるとは思うが (スコア:0)
・Linus が優秀だった
・とにもかくにもこれだけの長期間にわたってこれだけのプロジェクトを難破させずにいるだけでも奇跡的
・まともに使える最初のフリーな SVR4 系 OS だった
・大手ベンダ (特に IBM ! ) が早い時期からコミットしてくれた
・BSD が訴訟を抱えていた
・Linux がよちよち歩きの雛だった時期に最大のライバルが足枷付きだったのは大きい
Re:色々あるとは思うが (スコア:0)
> まともに使える最初のフリーな SVR4 系 OS だった
Linux は、SystemV系ではないはず。それと互換性が高いということもないはず。
Re:色々あるとは思うが (スコア:1)
>Linux は、SystemV系
SVID が POSIXに含まれて、それが拡張されたものがLinux Standard Baseとかいう解説を乱暴に読みつなぐとしたらそういう結論はありうるかもしれない。
// 個人的見解としては、そういう部分を強調する気はない。
Re:色々あるとは思うが (スコア:2, 興味深い)
SystemV vs. BSD の無意味な議論をしている間に、実務の世界では POSIXが普及してしまったということ。
本家BSDのグループもPOSIXの規格策定に参加しているのだし、とにかくPOSIXは良くできていると思う。
L
inuxはPOSIX準拠であることをうまく宣伝できていて、他のOSからの移行がスムーズに進んだ(顧客説明&実作業の両方)。
FreeBSDなども、POSIX準拠を無視していたわけではないけれど、若干出遅れて、
POSIX1.bと1.cのAPIは実装しているのに、POSIX1のAPIに欠けるものがあったりした(2000年ころの話)。
なにより、POSIX準拠を声高にうたわなかった。
Re:色々あるとは思うが (スコア:2, 興味深い)
そうですね。
LinusとTanenbaumの論争の一環として、「互換性」に関する論争もありました。
Tanenbaum「LinuxはPC/ATハードウェア固有の機能に依存しており、互換性(他のアーキテクチャのハードウェアでも動くという意味で)の観点から好ましくない」
Linus「OSはハードウェアに依存していい。それよりも、OSが大切にすべき互換性とは、OSが標準(POSIX)に準拠することだ」
これだけ見ても、LinuxはPOSIX準拠であることを声高にうたっていたことになりますね。
Re:色々あるとは思うが (スコア:1)
System V vs. BSDなんて話は1980年代のことですよ。POSIX.1の第1版はIEEE Std 1003.1-1990で、その頃には、そんな話はもう終わっていた。
POSIX APIは本当に最低限しか決めてないので、それだけで移植性がすごく高くなるわけじゃない。Windows NTにすらPOSIX互換環境なんてものがあったくらい
Re: (スコア:0)
とにかくPOSIXは良くできている(笑)
POSIX使えねー [blogspot.jp]
Re: (スコア:0)
私がOSその他を選定する立場になったのがその2000年ころで、そのとき、POSIX準拠OSを採用条件としました。
そのおかげで、私のシステムは複数のOSやマシンを渡り歩きながらも動き続けていて、当然最新版はLinuxになっています。
POSIXを採用した時点はで、これほどLinuxが席巻するとは思っていませんでしたが、ま、Linus様様ですね。
Re: (スコア:0)
無意味な議論ってのは本当にそうでしたね。
当時はそれが何かとても重要な気がしたのだから怖いもんです。
Re:色々あるとは思うが (スコア:1)
> Linux は、SystemV系ではないはず。
プロセス一覧を見る方法が「ps aux」では無く「ps -ef」であることを持って「Linux はSystemV系だ」なって言ってる書籍を読んだ覚えがあります。
あとは /etc/rc.local ではなく /etc/rcX.d/ にスクリプトを記述する流儀とか、
カーネルではなくユーザーランドの話で、SystemV 風な味付けのディストロが多かったのは確かだと思います。