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何故BSDはLinuxほど有名にならないのか?http://opensource.srad.jp/story/03/11/03/1331218/ [srad.jp]
やはり、商用ディストリビューション、とくに Red Hat の存在感は大きいと思う。タコだった私には FreeBSDはまともにインストールすらできなかった。
商用ディストリビューションという意味ではBSD/OSが資力ほか各種リソースが中途半端で後退したからかなあ?
PAO for 2.2.8-RELEASEがまだまだ時代遅れすぎない程度のFreeBSDであれば、うってつけの書籍の通りにやれば大体うまくいったと思うんだけど⇒たぶんこの一冊 [mycom.co.jp]。その後は追っかけていないのでよく知りません。
ああっ悪魔本さまっその頃PC98だとFreeBSD一択で、保守的Slackwareと革新的RedHatとか、いずれにせよ蚊帳の外だった気がする。
BSDだけ言うなら、OSXというカッコウみたいなのが幅利かせてるけどね。とはいえDarwinまでがオープンソースで、OSX以降はクローズドなのね。トピ前提のFOSSからは外れるか。
オフトピで恐縮ですが、demon, daemonの話ではなしにさらに枝葉の話でdaemun という語があったと思うのですが掲載されている辞書をご存じないですか?手持ちの辞書に載っていると思っていたが載っていない(研究社のリーダーズ英和辞典の古い版)オンラインの辞書でもうまくみつけられなかった…
ちなみに、これはどちらもラテン語で、-ae-(アエ)音が後世 -ē-(エー)に変化したものです。dēmōn(デーモーン) ラテン語の daemōn 自体ギリシア語の δαίμων (daímōn)(ダイモーン)の借用語です。
HTML の文法ミスで一部の文字列が消えてしまっていました。正しくは以下の通りです: ちなみに、これはどちらもラテン語で、-ae-(アエ)音が後世 -ē-(エー)に変化したものです。dēmōn(デーモーン)< daemōn, dæmōn(ダエモーン)で、元は daemon の方です。 ラテン語の daemōn 自体ギリシア語の δαίμων (daímōn)(ダイモーン)の借用語です。
バカにされるけどrpmでバイナリ手軽に持ってこれるのだけでも有難かったな
大学で個人レベルで使ってる頃はFreeBSDのportsいいよねって思ってたし今でもkernerlはじめとしてなんでもかんでもビルドするのは嫌いじゃないけど仕事で台数抱えるようになってくるとそうも言ってられんかった
97~98年ごろFreeBSD使ってたけどバイナリパッケージは既にあったぞrpm・debに比べたらお粗末ではあったけど「portsからコンパイルするしかなかった」てのはさすがに違うんじゃない?
やっぱり訴訟の影響は大きかったと思う。さあこれからって時にあれのおかげで開発が数年停滞しちゃったし。それが無ければ今のLinuxの地位に収まっていたかどうかは分からないけど。
というイメージです。
Debianの功績も大きいと思う。Debianの派生ディストロが多いというのは、Debianのパッケージ管理システムが優れていたからだろう。Debianと言えど、カーネル以外の部分のは他のOSでも使えるものが多いし、ユーザが使いたいのはそういったもの。したがって、Linuxにこだわる必要はないはずだが、それでもLinuxを使うのは、パッケージ管理システムが充実しているからだろう。そのおかげで、ユーザの裾野が広がり、かつては他のOSが使われているところにもLinuxが侵食していったのだと思う。
とは言え、RedHatの商業的成功が果たした役割が大きいのは間違いない。
Debianは今でこそ主流のひとつですが、KnoppixやUbuntuが出てくる以前は、どちらかというとマニアックなディストリビューションと見られがちで、ユーザーの広がりという意味ではおそらくFreeBSDよりも少なかったのではないかと思います。
同意。Ubuntuが成功したので、元のDebianって流れですね。RedHatやSuSEの方が日本以外でも一般的で有名だったと感じます。商用に限ればもっと差があったし。
KNOPPIXをインストーラにして盛り上がり始めていた勢いにUbuntuが便乗した。Redhatは飛び抜けていたが海外ではMandrakeも人気があった。SuSEとの差はなかった。
それは流石にないですよ。Ubntuでたの2004年ですよ。Ubuntuが最初にリリースされた時には既に主流の一つでしたよ。と言うか、Debianが主流の一つだったからこそUbuntuのベースになったわけですし。
Debianはaptの導入(1998)で一気に主流の地位を得たように記憶しています。コマンド一つで依存関係含めて全部入るのは感動でした。redhatがyumを導入するのがもう少し遅かったら、debianはもっと普及していたかと。
Red HatがRHELになる位に色々ごたごたがあってDebianに移ったかな玄箱でもインストール以外はそのまま使えたし、普及に一役買ったのでは。それからムトゥ神本にもお世話になりました。
# カーネルコンパイルがいまだにできません。
確かに。丁度そこの頃、ライトユーザーのホームサーバーが流行り始める少し前位で、技術者とかコアユーザーがホームサーバーを模索してた時期でしたね。Fedoraは不安定過ぎるし、CentOSはまだないしでDebianにという流れが結構あった気がします。
そう考えるとFOSSで普及のきっかけが他のプロジェクトのごたごたって言うのが結構ある気がします。
BSDのごたごたの間に普及したLinuxRedhatのごたごたの間に普及したDebian&Ubuntu(完全にRHELとFedoraの間、旧Redhatのポジションにそのまま入ったと認識してます)(Unix系)ZFSのごたごたの間に開発を進めて実用度を高めた(Linux)Btrfs…
勿論それだけじゃないですが、意外とそう言うケースは多いのかもしれません。
# Gentooを使いましょう⇒カーネルコンパイルしないとインストールできませんXP
少なくともデバイスドライバの品数では最初からlinuxのほうがbsdより勢いがありましたね(出来はともかく)理由はいくつかあると思いますが、なんにしろbsdを入れたpcはそれなりのスペックでみんながっつり使っていたので、あんまりオモチャにはなりませんでした
> Debianはaptの導入(1998)で一気に主流の地位を得たように記憶しています。> コマンド一つで依存関係含めて全部入るのは感動でした。
aptは重要ですが、補足。
apt登場前にすでにdselectというツールがあって、依存関係を解決してくれました。(操作性は、人によっては受け入れられないものがあったようです)
確かRed Hat Linux 6.1 (1999年)から居るのにyumに取って代わられたら忘れ去られたup2dateさんカワイソウ
Debianの功績も大きいと思う。Debianの派生ディストロが多いというのは、Debianのパッケージ管理システムが優れていたからだろう。Debianと言えど、カーネル以外の部分のは他のOSでも使えるものが多いし、ユーザが使いたいのはそういったもの。したがって、Linuxにこだわる必要はないはずだが、それでもLinuxを使うのは、パッケージ管理システムが充実しているからだろう。
Debian GNU/kFreeBSDってAPT使ってないんだ。まあ出たのが多分最近なんだろうけど。
そういや、Cマガジン5周年記念号にはLinuxが付録としてついていて、BSDではありませんでした。その理由は、BSDは訴訟を抱えているから、でした(そんなふうなことが書かれていました)。
でも当時私はPC-98x1を持っていたので、試すことができませんでした。
もしGNU カーネルがBSD系で立ち上がっていたら。(そんな話もあったらしい)
なんでそうならなかったのかというとやっぱり訴訟の影響で、その結果ソースをクリーンにしたい→よろしいならばゼロから開発だという無理ゲーにつながったんですかね。
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あつくて寝られない時はhackしろ! 386BSD(98)はそうやってつくられましたよ? -- あるハッカー
関連ストーリー (スコア:5, 興味深い)
何故BSDはLinuxほど有名にならないのか?
http://opensource.srad.jp/story/03/11/03/1331218/ [srad.jp]
やはり、商用ディストリビューション、とくに Red Hat の存在感は大きいと思う。
タコだった私には FreeBSDはまともにインストールすらできなかった。
Re: 関連ストーリー (スコア:1)
商用ディストリビューションという意味ではBSD/OSが資力ほか各種リソースが中途半端で後退したからかなあ?
PAO for 2.2.8-RELEASEがまだまだ時代遅れすぎない程度のFreeBSDであれば、うってつけの書籍の通りにやれば大体うまくいったと思うんだけど⇒たぶんこの一冊 [mycom.co.jp]。
その後は追っかけていないのでよく知りません。
Re: 関連ストーリー (スコア:1)
ああっ悪魔本さまっ
その頃PC98だとFreeBSD一択で、保守的Slackwareと革新的RedHatとか、いずれにせよ蚊帳の外だった気がする。
BSDだけ言うなら、OSXというカッコウみたいなのが幅利かせてるけどね。
とはいえDarwinまでがオープンソースで、OSX以降はクローズドなのね。トピ前提のFOSSからは外れるか。
Re: 関連ストーリー (スコア:1)
オフトピで恐縮ですが、demon, daemonの話ではなしにさらに枝葉の話で
daemun という語があったと思うのですが掲載されている辞書をご存じないですか?
手持ちの辞書に載っていると思っていたが載っていない(研究社のリーダーズ英和辞典の古い版)
オンラインの辞書でもうまくみつけられなかった…
Re: 関連ストーリー (スコア:3)
ちなみに、これはどちらもラテン語で、-ae-(アエ)音が後世 -ē-(エー)に変化したものです。dēmōn(デーモーン)
ラテン語の daemōn 自体ギリシア語の δαίμων (daímōn)(ダイモーン)の借用語です。
米語では、どちらも [ˈdiːmən]、と発音しますが、英語では demon のみが [ˈdiːmən] とだけ発音され、daemon の方は [ˈdiːmən]、[ˈdaɪ̯mən]、[ˈdeɪ̯mən] のように発音が分かれます。(たぶん、教養のある順に [ˈdaɪ̯mən] > [ˈdeɪ̯mən] > [ˈdiːmən] のように発音されているのだと想像します。)ただし、これはちょうど日本人が漢字を音読みするようなもので、日本人は demon や daemon を英語だと認識していますが、当の英国人や米国人はラテン語のつもりでいます。日本人が strike を sutoraiku と発音しても、頭の中では英語の strike を発音しているつもりであるのと同様に、英米人は結果として訛っているだけで、意識としてはきちんとラテン語で「デーモーン」、「ダエモーン」と発音しているつもりなのです。(ですから、時々日本人が「デーモン」は間違いだ、「ディーマン」が正しい、等と主張しているのは骨稽なのです。もちろん alias もラテン語で aliās(アリアース)ですから、「エイリアス」ではありません。)
Re: 関連ストーリー (スコア:2)
ちなみに、これはどちらもラテン語で、-ae-(アエ)音が後世 -ē-(エー)に変化したものです。dēmōn(デーモーン)
ラテン語の daemōn 自体ギリシア語の δαίμων (daímōn)(ダイモーン)の借用語です。
HTML の文法ミスで一部の文字列が消えてしまっていました。正しくは以下の通りです:
ちなみに、これはどちらもラテン語で、-ae-(アエ)音が後世 -ē-(エー)に変化したものです。dēmōn(デーモーン)< daemōn, dæmōn(ダエモーン)で、元は daemon の方です。
ラテン語の daemōn 自体ギリシア語の δαίμων (daímōn)(ダイモーン)の借用語です。
Re: 関連ストーリー (スコア:1)
Re: 関連ストーリー (スコア:1)
バカにされるけどrpmでバイナリ手軽に持ってこれるのだけでも有難かったな
大学で個人レベルで使ってる頃はFreeBSDのportsいいよねって思ってたし
今でもkernerlはじめとしてなんでもかんでもビルドするのは嫌いじゃないけど
仕事で台数抱えるようになってくるとそうも言ってられんかった
Re: (スコア:0)
97~98年ごろFreeBSD使ってたけどバイナリパッケージは既にあったぞ
rpm・debに比べたらお粗末ではあったけど「portsからコンパイルするしかなかった」てのはさすがに違うんじゃない?
Re: 関連ストーリー (スコア:1)
やっぱり訴訟の影響は大きかったと思う。
さあこれからって時にあれのおかげで開発が数年停滞しちゃったし。
それが無ければ今のLinuxの地位に収まっていたかどうかは分からないけど。
Re: (スコア:0)
というイメージです。
Re: (スコア:0)
Debianの功績も大きいと思う。Debianの派生ディストロが多いというのは、Debianのパッケージ管理システムが優れていたからだろう。Debianと言えど、カーネル以外の部分のは他のOSでも使えるものが多いし、ユーザが使いたいのはそういったもの。したがって、Linuxにこだわる必要はないはずだが、それでもLinuxを使うのは、パッケージ管理システムが充実しているからだろう。そのおかげで、ユーザの裾野が広がり、かつては他のOSが使われているところにもLinuxが侵食していったのだと思う。
とは言え、RedHatの商業的成功が果たした役割が大きいのは間違いない。
Re: 関連ストーリー (スコア:1)
Debianは今でこそ主流のひとつですが、KnoppixやUbuntuが出てくる以前は、どちらかというとマニアックなディストリビューションと見られがちで、ユーザーの広がりという意味ではおそらくFreeBSDよりも少なかったのではないかと思います。
Re: (スコア:0)
同意。Ubuntuが成功したので、元のDebianって流れですね。RedHatやSuSEの方が日本以外でも一般的で有名だったと感じます。
商用に限ればもっと差があったし。
Re: (スコア:0)
KNOPPIXをインストーラにして盛り上がり始めていた勢いにUbuntuが便乗した。
Redhatは飛び抜けていたが海外ではMandrakeも人気があった。SuSEとの差はなかった。
Re: (スコア:0)
それは流石にないですよ。Ubntuでたの2004年ですよ。
Ubuntuが最初にリリースされた時には既に主流の一つでしたよ。
と言うか、Debianが主流の一つだったからこそUbuntuのベースになったわけですし。
Debianはaptの導入(1998)で一気に主流の地位を得たように記憶しています。
コマンド一つで依存関係含めて全部入るのは感動でした。
redhatがyumを導入するのがもう少し遅かったら、debianはもっと普及していたかと。
Re: (スコア:0)
Red HatがRHELになる位に色々ごたごたがあってDebianに移ったかな
玄箱でもインストール以外はそのまま使えたし、普及に一役買ったのでは。
それからムトゥ神本にもお世話になりました。
# カーネルコンパイルがいまだにできません。
Re: (スコア:0)
確かに。丁度そこの頃、ライトユーザーのホームサーバーが流行り始める少し前位で、
技術者とかコアユーザーがホームサーバーを模索してた時期でしたね。
Fedoraは不安定過ぎるし、CentOSはまだないしでDebianにという流れが結構あった気がします。
そう考えるとFOSSで普及のきっかけが他のプロジェクトのごたごたって言うのが結構ある気がします。
BSDのごたごたの間に普及したLinux
Redhatのごたごたの間に普及したDebian&Ubuntu(完全にRHELとFedoraの間、旧Redhatのポジションにそのまま入ったと認識してます)
(Unix系)ZFSのごたごたの間に開発を進めて実用度を高めた(Linux)Btrfs
…
勿論それだけじゃないですが、意外とそう言うケースは多いのかもしれません。
# Gentooを使いましょう⇒カーネルコンパイルしないとインストールできませんXP
Re: (スコア:0)
少なくともデバイスドライバの品数では最初からlinuxのほうがbsdより勢いがありましたね(出来はともかく)
理由はいくつかあると思いますが、なんにしろbsdを入れたpcはそれなりのスペックでみんながっつり使っていたので、あんまりオモチャにはなりませんでした
Re: (スコア:0)
> Debianはaptの導入(1998)で一気に主流の地位を得たように記憶しています。
> コマンド一つで依存関係含めて全部入るのは感動でした。
aptは重要ですが、補足。
apt登場前にすでにdselectというツールがあって、依存関係を解決してくれました。
(操作性は、人によっては受け入れられないものがあったようです)
Re: (スコア:0)
確かRed Hat Linux 6.1 (1999年)から居るのにyumに取って代わられたら忘れ去られたup2dateさんカワイソウ
Re: (スコア:0)
Debianの功績も大きいと思う。Debianの派生ディストロが多いというのは、Debianのパッケージ管理システムが優れていたからだろう。Debianと言えど、カーネル以外の部分のは他のOSでも使えるものが多いし、ユーザが使いたいのはそういったもの。したがって、Linuxにこだわる必要はないはずだが、それでもLinuxを使うのは、パッケージ管理システムが充実しているからだろう。
Debian GNU/kFreeBSDってAPT使ってないんだ。
まあ出たのが多分最近なんだろうけど。
タコを大切に (スコア:0)
そういや、Cマガジン5周年記念号にはLinuxが付録としてついていて、BSDではありませんでした。
その理由は、BSDは訴訟を抱えているから、でした(そんなふうなことが書かれていました)。
でも当時私はPC-98x1を持っていたので、試すことができませんでした。
GNUプロジェクトのツール群が使えて、GNU Hurdが竣工していなかったから (スコア:0)
もしGNU カーネルがBSD系で立ち上がっていたら。(そんな話もあったらしい)
Re: (スコア:0)
なんでそうならなかったのかというとやっぱり訴訟の影響で、その結果ソースをクリーンにしたい→よろしいならばゼロから開発だという無理ゲーにつながったんですかね。