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systemdの嫌われっぷりの割にゃ採用されまくっとるし、わけわからん?
sysvinitをベースにしたシステムは、ユーザーはシェルスクリプトの延長で気軽に改造できる一方で、ディストリのメンテナの負担が大きかったのがあります。systemdはユーザーに(慣れていないことに起因する)使い勝手の悪さを与える一方で、メンテナの負担を軽減することに成功しています。
いち早くsystemdに移行したArch Linuxでは、sysvinitは自分で書かないといけないスクリプトが多く、独自仕様のために起きるバグと不具合に対処するメンテナの負担が高かったのが一因でした。各種デーモンを動かすためのスクリプトも自前で書く必要性があったし、サービス間、モジュール間の依存関係の解決もしなきゃならない。起動の高速化もしたかったけど、最も時間のかかっていた部分であるモジュールを読み込むのは、自前のbashスクリプトではやりきれないというのもありました。
新しいinitを探して色々試したところ、上記の問題が解決でき、不具合の少なかったsystemdが採用されました。もちろん既存のsysvinitに慣れたユーザーや何にでも手を出すsystemdの姿勢に反感をおぼえる人からは反発がありましたが、メンテナを納得させるようなinit代替は提案されていません。
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Stableって古いって意味だっけ? -- Debian初級
何がそんなに嫌なんや? (スコア:0)
systemdの嫌われっぷりの割にゃ採用されまくっとるし、わけわからん?
Re:何がそんなに嫌なんや? (スコア:3, 参考になる)
sysvinitをベースにしたシステムは、ユーザーはシェルスクリプトの延長で気軽に改造できる一方で、ディストリのメンテナの負担が大きかったのがあります。
systemdはユーザーに(慣れていないことに起因する)使い勝手の悪さを与える一方で、メンテナの負担を軽減することに成功しています。
いち早くsystemdに移行したArch Linuxでは、sysvinitは自分で書かないといけないスクリプトが多く、独自仕様のために起きるバグと不具合に対処するメンテナの負担が高かったのが一因でした。
各種デーモンを動かすためのスクリプトも自前で書く必要性があったし、サービス間、モジュール間の依存関係の解決もしなきゃならない。
起動の高速化もしたかったけど、最も時間のかかっていた部分であるモジュールを読み込むのは、自前のbashスクリプトではやりきれないというのもありました。
新しいinitを探して色々試したところ、上記の問題が解決でき、不具合の少なかったsystemdが採用されました。
もちろん既存のsysvinitに慣れたユーザーや何にでも手を出すsystemdの姿勢に反感をおぼえる人からは反発がありましたが、メンテナを納得させるようなinit代替は提案されていません。