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なんでもかんでもOSSにするのは無理とか、そういう次元の問題じゃないのね。AOSPだけがmake world的なことができなくなるってのが問題なのね。
元々Androidってのはソースが公開されてたわけ。ソースコードだけがドカンと公開されてた。だがブラックボックス化されてる部分は散見してるし、一緒にくっついてるアプリも全部.dexなバイナリだけとかだったわけ。だからソースからビルドするとか無理で、カスタムROMとかいってもGoogle謹製のFactory Imageを弄る程度だった。それにウンザリして初まったのがCyanogenMod。全部自分でビルドできるようにしろよと初まったわけ。
#2440713は、「エミュレータイメージ」と「ソースコード」と「バイナリ」がごっちゃになってないかな。
Androidは、2007年末にOHA(Open Handset Alliance)から発表された時点で、オープンソースになることはアナウンスされてたよ。実際にソースコードが公開されたのは、翌年、世界初のAndroid端末「HTC G1」が発売されたあたり。
それまで、"ドカンと公開されてた"のは「エミュレータのイメージ」。これはGlassfish上で動くイメージファイルで、ソースコードではない。これには、AOSPで配布されていないMapView(アプリからGoogle Mapsを使う部品)周りのフレームワークが含まれているけど、もともとアプリの開発に使うために提供されているものだったので、利用許諾で、他のデバイスへのポーティング等の利用は制限されていた。
Android MarketやGmail, その他のGoogle製の「バイナリ」は、互換性テストを通ったAndroid端末にのみ搭載されていた。これらのソースコードはAOSPやその他のカスタムROMプロジェクトでも公開されていないし、バイナリについても、インストール可能なAPKファイルが公式にGoogleから配布された事実はないよ。
一般で流通している端末に載っているGoogleアプリの「バイナリ」については、ソースはおろか、バイナリも手に入らない。で、カスタムROMプロジェクトがどうしたかというと、販売されてる端末からバイナリを抜き取って、それを自分たちのROMにくっつけて再配布した。当然、Googleとしては再配布を認めるわけにはいかないから、一緒に配るのはやめろと言って一悶着。
結局、カスタムROMを使うユーザーが自分で予めバックアップしたGoogleバイナリをインストールするという建前ができたというわけ。
ちなみに今でも、新しいバージョンが発表されたら、CyanogenModをはじめとする他のカスタムROMプロジェクトはAOSPから新しいコードを取得してマージしている状況なので、AOSPが不人気、スルーされてるって事はないと思うんだけど、。。。?
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Stableって古いって意味だっけ? -- Debian初級
なんか勘違いしてる奴等が多いけど (スコア:5, 興味深い)
なんでもかんでもOSSにするのは無理とか、そういう次元の問題じゃないのね。
AOSPだけがmake world的なことができなくなるってのが問題なのね。
元々Androidってのはソースが公開されてたわけ。ソースコードだけがドカンと公開されてた。
だがブラックボックス化されてる部分は散見してるし、一緒にくっついてるアプリも全部.dexなバイナリだけとかだったわけ。
だからソースからビルドするとか無理で、カスタムROMとかいってもGoogle謹製のFactory Imageを弄る程度だった。
それにウンザリして初まったのがCyanogenMod。全部自分でビルドできるようにしろよと初まったわけ。
Re:なんか勘違いしてる奴等が多いけど (スコア:3, 参考になる)
#2440713は、「エミュレータイメージ」と「ソースコード」と「バイナリ」がごっちゃになってないかな。
Androidは、2007年末にOHA(Open Handset Alliance)から発表された時点で、オープンソースになることはアナウンスされてたよ。実際にソースコードが公開されたのは、翌年、世界初のAndroid端末「HTC G1」が発売されたあたり。
それまで、"ドカンと公開されてた"のは「エミュレータのイメージ」。これはGlassfish上で動くイメージファイルで、ソースコードではない。これには、AOSPで配布されていないMapView(アプリからGoogle Mapsを使う部品)周りのフレームワークが含まれているけど、もともとアプリの開発に使うために提供されているものだったので、利用許諾で、他のデバイスへのポーティング等の利用は制限されていた。
Android MarketやGmail, その他のGoogle製の「バイナリ」は、互換性テストを通ったAndroid端末にのみ搭載されていた。これらのソースコードはAOSPやその他のカスタムROMプロジェクトでも公開されていないし、バイナリについても、インストール可能なAPKファイルが公式にGoogleから配布された事実はないよ。
一般で流通している端末に載っているGoogleアプリの「バイナリ」については、ソースはおろか、バイナリも手に入らない。で、カスタムROMプロジェクトがどうしたかというと、販売されてる端末からバイナリを抜き取って、それを自分たちのROMにくっつけて再配布した。当然、Googleとしては再配布を認めるわけにはいかないから、一緒に配るのはやめろと言って一悶着。
結局、カスタムROMを使うユーザーが自分で予めバックアップしたGoogleバイナリをインストールするという建前ができたというわけ。
ちなみに今でも、新しいバージョンが発表されたら、CyanogenModをはじめとする他のカスタムROMプロジェクトはAOSPから新しいコードを取得してマージしている状況なので、AOSPが不人気、スルーされてるって事はないと思うんだけど、。。。?