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別の調査では、高校レベルの教育に金を突っ込んでもさほど効果は上がらないが、幼児教育への投資はより有効だそうです。
おっしゃるとおりで、幼児教育や小学校教育に投資をする方が効果が出るという調査がたくさんあります。また、投資対象も学校の設備等ものへの投資は効果が低く、教員の質を上げる(単純に給料を上げるということではない)ことの効果が高いとか、貧困層が住む地域への投資の方が効果が高いなどの調査があります。
・低年齢のうちは環境要因が大きい。・環境要因のうち教育をする人材が重要。ということでしょう。
また、教育社会学では昔から熱心に調査がされてきている分野ですが、貧困層では親が十分な教育の方法を知らないことが多く、家庭での教育が十分でないということが有るようです。例えば、絵本を同じ時間だけ読んでやるとしても、貧困層の親は絵本をただ読み上げるだけなのに対し、富裕層の親はこどもの様子を観察しながら話を発展させて読む傾向があるということが分かっています。ですから、貧困層に対しては、幼児教育の充実や家庭教育のサポートなどの効果が高いようです。
また、余談ですが、ユダヤ系やアジア系でない白人や黒人のアメリカ人は、「努力しても勉強はできるようにならない」とか「頭の良さは生まれつきだから仕方がない」と思っている割合が高く、底辺校の学力を向上させるのはなかなか困難な作業のようです。
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長期的な見通しやビジョンはあえて持たないようにしてる -- Linus Torvalds
高校に出資では難しいでしょうね (スコア:0)
別の調査では、高校レベルの教育に金を突っ込んでもさほど効果は上がらないが、
幼児教育への投資はより有効だそうです。
Re:高校に出資では難しいでしょうね (スコア:0)
おっしゃるとおりで、幼児教育や小学校教育に投資をする方が効果が出るという調査がたくさんあります。
また、投資対象も学校の設備等ものへの投資は効果が低く、教員の質を上げる(単純に給料を上げるということではない)ことの効果が高いとか、貧困層が住む地域への投資の方が効果が高いなどの調査があります。
・低年齢のうちは環境要因が大きい。
・環境要因のうち教育をする人材が重要。
ということでしょう。
また、教育社会学では昔から熱心に調査がされてきている分野ですが、貧困層では親が十分な教育の方法を知らないことが多く、家庭での教育が十分でないということが有るようです。
例えば、絵本を同じ時間だけ読んでやるとしても、貧困層の親は絵本をただ読み上げるだけなのに対し、富裕層の親はこどもの様子を観察しながら話を発展させて読む傾向があるということが分かっています。
ですから、貧困層に対しては、幼児教育の充実や家庭教育のサポートなどの効果が高いようです。
また、余談ですが、ユダヤ系やアジア系でない白人や黒人のアメリカ人は、「努力しても勉強はできるようにならない」とか「頭の良さは生まれつきだから仕方がない」と思っている割合が高く、底辺校の学力を向上させるのはなかなか困難な作業のようです。