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>答申では、「実際の教育が狭い範囲の専門分野の研究に陥りがち」「大学と産業界等との間において,大学院が養成する人材像と産業界等の評価や期待に関する認識の共有が十分でない」といった指摘があります。
そもそも、産業界は大学の専門課程を修了した学生を欲しているのだろうかという素朴な疑問が。それに無理に大学を合わせるのもおかしな話のような気がします。大学院は会社員養成機関じゃない…と思うのですが、そういう風に変わろうとしてるという話でしょうかね。
>修了者の品質保証が明確でないためにキャリアパスが限定されてしまうことを問題視しているように読めます。
修了者の品質保証が明確でないのは、どう考えても修了に値しない学生を卒業させてしまうからのような気が。最近はそうでもない?
>修士取ってすぐ就職する学生は修論を義務付ける余地も残しているのでしょう。
大体、修士や博士課程卒業者は企業で技術者になるんだろうけど、技術者って上や現場に課題や解決策をわかりやすく説明するのが主な仕事になるので、論理立てて説明する訓練は積むに越したことはないと思うのですがねぇ。
多くの企業が技術者に論理立った思考回路を求めてない、とかいう話だと哀しいっすな。徹夜耐性とかそっちの方が重要?
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UNIXはシンプルである。必要なのはそのシンプルさを理解する素質だけである -- Dennis Ritchie
雑感 (スコア:5, すばらしい洞察)
以下、雑感
1. 徒弟制度廃止
昔は、徒弟制度というか奴隷制度に近いことをやっており、途中で研究室を変ると、その後のキャリアパスを潰されるということもあったかも知れません。でも今時こんなことやったら、アカハラで訴えられますよ。少なくとも自分の周りにそのような人はいない。このご時世に徒弟制度なんて言葉を使うあたり、何となく悪意と言うか誘導的な意図を感じてしまいます。
2. 修士論文廃止
博士に進む前、社会に出る前に、英語、実験、論文、プレゼンの仕方etc.を、「修士研究を通じて」学生に叩き込むの
Re: (スコア:5, 参考になる)
まず、タレコミ文にある「徒弟制度」という言葉は答申には一言も出てきていません。タレコミACもしくは編集者の主観でしょう。
答申では、「実際の教育が狭い範囲の専門分野の研究に陥りがち」「大学と産業界等との間において,大学院が養成する人
材像と産業界等の評価や期待に関する認識の共有が十分でない」といった指摘があります。教員と学生の上下・主従関係の問題ではなく、修了者の品質保証が明確でないためにキャリ
Re:雑感 (スコア:2, 興味深い)
>答申では、「実際の教育が狭い範囲の専門分野の研究に陥りがち」「大学と産業界等との間において,大学院が養成する人
材像と産業界等の評価や期待に関する認識の共有が十分でない」といった指摘があります。
そもそも、産業界は大学の専門課程を修了した学生を欲しているのだろうかという素朴な疑問が。それに無理に大学を合わせるのもおかしな話のような気がします。大学院は会社員養成機関じゃない…と思うのですが、そういう風に変わろうとしてるという話でしょうかね。
>修了者の品質保証が明確でないためにキャリアパスが限定されてしまうことを問題視しているように読めます。
修了者の品質保証が明確でないのは、どう考えても修了に値しない学生を卒業させてしまうからのような気が。最近はそうでもない?
>修士取ってすぐ就職する学生は修論を義務付ける余地も残しているのでしょう。
大体、修士や博士課程卒業者は企業で技術者になるんだろうけど、技術者って上や現場に課題や解決策をわかりやすく説明するのが主な仕事になるので、論理立てて説明する訓練は積むに越したことはないと思うのですがねぇ。
多くの企業が技術者に論理立った思考回路を求めてない、とかいう話だと哀しいっすな。徹夜耐性とかそっちの方が重要?
Re: (スコア:0)
> 卒業させてしまうからのような気が。最近はそうでもない?
学部程度のことを出来ないヤツに学位(博士号)を出した講座を知ってるので、品質は特に期待していない(出来るはずが無い)。