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kernelは2.6.32FSはデフォルトでext4、NILFSは入ってないみたいですxenが廃止されたみたいですね
ext4がデフォルトかつ商用ターゲットというのは他のディストリビューション含めて今回が初なのかな?ext3がかなり問題があるファイルシステムだってのは十分理解しているんだけど、ファイルシステムの移行は怖すぎて最低でも6.2までは商用導入に躊躇しそうです。RHEL6へ既存システムの移行案件がくる可能性があるなら、模擬環境で特性把握はやっとくべきですね。※一応最低限はやっているんだけど、大規模な検証の時間も予算も・・・。
ファイルシステムの違いは、全体的なスループットやら管理のやりやすさみたいな重要かつ分かりやすい問題だけじゃなくて、特定条件下の
ext4ってそんなに駄目ですか?
テクノロジープレビューでRHEL5のを使ってますが、特に不具合を感じないのですが…大規模にゴリゴリ読み書きすると不安定とか、そういう事?
ext4が悪いというよりは、ext4が問題ないことが証明されていないということです。ext3も不安定な点はいくつもあるので、ext3と比べext4がいい・悪いというのはもっと評価しないと断言はできないです。ただ、ファイルシステムはシステム構成の根幹の1つなんで、ある程度の保障ができない限り商用には使えません。
また、ext4は初期の評判が悪かったことや、それからあまり時間がたってないことより、安心して使うほど枯れていないのではないかという懸念が残ります。
特に以下の3つが暫く様子見したい理由です。
1. 実績がないext3のように良くも悪くも枯れたファイルシステムなら導入時に何も考えずに"ext3のままでよい"と判断できますが、ext4は"通常使用に問題ない"を判断できるほどのデータがない状態です。お客様への説得or自分達での判断材料のために、もっとデータが必要です。
2. ファイルシステムのバグは分かりにくいのも多い上記の話にも通じますが、ファイルシステムやブロックIOのバグって分かりにくくて表面化しないものが多いです。ぶっちゃけ、不具合云々じゃなくただ書き込みが遅いってだけの簡単な事象を確認するだけだけでも、発生条件次第だと再現に何週間もかかるなんてざらです。結局は、多種多様な負荷条件での長時間運用実績が必要となりますが、fedoraのような個人環境メインのディストリビューションに採用された程度では、十分とはいえないでしょう。
ファイルシステムorディスクが壊れるとか起動できなくなるとか、重大かつ分かりやすい症状なら優先的に直されます。しかし、同期書き込みしているはずなのに特定条件で同期しないとか、障害発生時に極まれに微妙にデータが壊れるとかは中々問題が表面化しません。
そして、運用時に本当に致命的なのは後者です。前者はそもそもシステムをリリースできないか、バックアップからの復旧が可能です。そのため、運用後の大規模障害とはなりにくいです。ですが、後者は一見正常だからこそ手に負えず、気がついたときには正しい状態を判断できないなんてことになりかねません。
3. 意外とありますハードとの相性RAIDのような独自にいろいろやっているハードウェアとの相性はファイルシステムごとにあったりします。(これはファイルシステムだけじゃなくてIOスケジューラもですね・・)。まぁ、相性問題の場合はファイルが壊れることはほとんどありません。ただ、パフォーマンス(特にスループットじゃなくてレスポンス)は結構影響しがちです。現状は各ハードのファームやドライバのチューニングは行われていたとしてもext3向け程度でしょう。ext3で求めたスペックデータと同じ傾向がext4ででるかは未知数です。
結局は、自分達の検証完了 or 周りである程度運用実績が生まれる1,2年後までは、本格導入は怖いってのが感想です。とはいえ、さすがにファイルシステム破壊レベルのバグはほとんど残っていないでしょうし、大半の使用には耐えるのでは?とは予想しています。そうじゃないとデフォルトにはしないでしょう。
※ただ、RHELってテクノロジープレビュー程度までだとファイルシステム破壊とか起こすようなものも平気で混じってるんですよね・・・3,4年前に検証したRHEL5.1(.2だったかもしれない)の某FSとか・・・
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一つのことを行い、またそれをうまくやるプログラムを書け -- Malcolm Douglas McIlroy
Fedora 12 あたりがベースかな (スコア:2)
2.6.32 33 あたりですか?
NTT の NILFS が入っているか?どうかのあたりですかね。
また upstart で起動する方式になっているのだろうか?
Re: (スコア:1, 参考になる)
kernelは2.6.32
FSはデフォルトでext4、NILFSは入ってないみたいです
xenが廃止されたみたいですね
Re: (スコア:1, 興味深い)
ext4がデフォルトかつ商用ターゲットというのは他のディストリビューション含めて今回が初なのかな?
ext3がかなり問題があるファイルシステムだってのは十分理解しているんだけど、ファイルシステムの移行は怖すぎて最低でも6.2までは商用導入に躊躇しそうです。
RHEL6へ既存システムの移行案件がくる可能性があるなら、模擬環境で特性把握はやっとくべきですね。
※一応最低限はやっているんだけど、大規模な検証の時間も予算も・・・。
ファイルシステムの違いは、全体的なスループットやら管理のやりやすさみたいな重要かつ分かりやすい問題だけじゃなくて、特定条件下の
Re: (スコア:1, 興味深い)
1) ext4
どうも、まだ不安定な感じがする。RHEL7からext4を使用した方が良いかも。
さっそく、使用禁止勧告をユーザに出さざるを得ないようです。
2) UEFIサポート
今年の8月以前にロールアウトしたファームウェアなら、使用しないこと。
ファームウェア
Re: (スコア:0)
ext4ってそんなに駄目ですか?
テクノロジープレビューでRHEL5のを使ってますが、特に不具合を感じないのですが…
大規模にゴリゴリ読み書きすると不安定とか、そういう事?
Re:Fedora 12 あたりがベースかな (スコア:0)
ext4が悪いというよりは、ext4が問題ないことが証明されていないということです。
ext3も不安定な点はいくつもあるので、ext3と比べext4がいい・悪いというのはもっと評価しないと断言はできないです。
ただ、ファイルシステムはシステム構成の根幹の1つなんで、ある程度の保障ができない限り商用には使えません。
また、ext4は初期の評判が悪かったことや、それからあまり時間がたってないことより、安心して使うほど枯れていないのではないかという懸念が残ります。
特に以下の3つが暫く様子見したい理由です。
1. 実績がない
ext3のように良くも悪くも枯れたファイルシステムなら導入時に何も考えずに"ext3のままでよい"と判断できますが、ext4は"通常使用に問題ない"を判断できるほどのデータがない状態です。
お客様への説得or自分達での判断材料のために、もっとデータが必要です。
2. ファイルシステムのバグは分かりにくいのも多い
上記の話にも通じますが、ファイルシステムやブロックIOのバグって分かりにくくて表面化しないものが多いです。
ぶっちゃけ、不具合云々じゃなくただ書き込みが遅いってだけの簡単な事象を確認するだけだけでも、発生条件次第だと再現に何週間もかかるなんてざらです。
結局は、多種多様な負荷条件での長時間運用実績が必要となりますが、fedoraのような個人環境メインのディストリビューションに採用された程度では、十分とはいえないでしょう。
ファイルシステムorディスクが壊れるとか起動できなくなるとか、重大かつ分かりやすい症状なら優先的に直されます。
しかし、同期書き込みしているはずなのに特定条件で同期しないとか、障害発生時に極まれに微妙にデータが壊れるとかは中々問題が表面化しません。
そして、運用時に本当に致命的なのは後者です。
前者はそもそもシステムをリリースできないか、バックアップからの復旧が可能です。そのため、運用後の大規模障害とはなりにくいです。
ですが、後者は一見正常だからこそ手に負えず、気がついたときには正しい状態を判断できないなんてことになりかねません。
3. 意外とありますハードとの相性
RAIDのような独自にいろいろやっているハードウェアとの相性はファイルシステムごとにあったりします。(これはファイルシステムだけじゃなくてIOスケジューラもですね・・)。まぁ、相性問題の場合はファイルが壊れることはほとんどありません。ただ、パフォーマンス(特にスループットじゃなくてレスポンス)は結構影響しがちです。
現状は各ハードのファームやドライバのチューニングは行われていたとしてもext3向け程度でしょう。ext3で求めたスペックデータと同じ傾向がext4ででるかは未知数です。
結局は、自分達の検証完了 or 周りである程度運用実績が生まれる1,2年後までは、本格導入は怖いってのが感想です。
とはいえ、さすがにファイルシステム破壊レベルのバグはほとんど残っていないでしょうし、大半の使用には耐えるのでは?とは予想しています。そうじゃないとデフォルトにはしないでしょう。
※ただ、RHELってテクノロジープレビュー程度までだとファイルシステム破壊とか起こすようなものも平気で混じってるんですよね・・・3,4年前に検証したRHEL5.1(.2だったかもしれない)の某FSとか・・・