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web記事とはいえ、新聞くらいは正式名称(非略称)で解説して欲しい。あと、何にでもこういった略称を作るのはセンスが無いように思う。
確かにそうだね。でも僕が言いたいのは技術関連の略称とかではなく・キムラタクヤ →キムタク・結婚活動 →婚活・冬のソナタ →冬ソナ・超ベリーバッド →チョベリバなどのスラングとか、若者言葉的な言葉の事です。
[ポスドク]は[キムタク]に近いにおいがする様な気がする...
# オールドタイプなので変なところを気にしてしまうの、許して
アジア・パシフィックよりもエイジア・パシフィックのほうが格好良く見えるとか
歩簾奴苦【ぽすどく】
自分の足で歩み始めたばかりの若者の一部を指す名称。しかしこれまで歩んできた場は社会の荒波から逃れた御簾の内でしかなく、一般社会への復帰は困難といわれている。御簾の内においての勤務体制はほとんどが裁量労働制のため12時間・24時間勤務もざらであり、奴隷的な扱いを受けることあり、多くの該当者が苦しんでいる。
---民明書房「1万人計画の残滓」---
Post 毒。
毒を超えた何か
# ポスドクって国の政策で増やしたの?# それはなに?# Dを取る審査を政策で甘くしたってこと?
>ポスドクって国の政策で増やしたの?
ポスドク1万人計画ってのが有りましてですね.「日本の基礎研究が微妙なのは研究者層が薄いからだ!研究先進国のアメリカのように,厚いポスドクの層を作ることでもっと柔かつ強力な研究体制を!」って10年ちょっと前に政府方針を元に文科省(当時は文部省でしたっけ)あたりが中心になって始めたわけですよ.
当然ながらかなりの数の教授・助教授あたりから「そんなに増やされても面倒見切れん」(ポスドクは,雇う側としては,良い成果を出してくれるだけではなく,出来ればその後の就職までしっかり決めてハッピーになってもらいたいってのが少なからず有りまして.まあ一緒に仕事する同僚ですからねえ.研究室のボスが学生の就職にある程度責任を感じるようなものですか.無論そんなことなんて知らねぇ,というボスもいますが),という反論は多数出たのですが,まあ政府方針ですので決まります.日本の研究者は昔から(外部)政治活動に関わらないことを良しとしてきた面も多々ありますので,自業自得でもあるのですが.
そう言う意見に対しては,「まあ今後団塊世代の退職に伴ってポストも多数空くし,企業への就職も進めるから大丈夫」という点で文部省は押し切り,また「大学院重点化で,院生とか増やしたら助成金たくさん上げるよ」という財政面から間接的に博士課程への進学者が増えるように推進してきました.進学者をばんばん増やせば,同程度の審査でもDr取得者が増えるのはまあ道理です.
……でまあ,大方の教授・助教授陣の危惧通りポストは増えずポスドクだけが極端にあまり続けるという現状に至ります.結局,定年の延長だとか政府の公務員人件費削減方針(毎年一律1%削減でしたっけ)によりアカデミックポストは増えず(というかむしろ減り),企業への博士号取得者の採用支援も機能せず,とりあえず入り口の蛇口だけはひねってみたけど出口は考えてなかった,という,まあ分かっていたけどという結果ですね.
国策としては、
・競争的研究資金で、非常勤職員として研究者の人件費を支出できるようにした ・大学院を増やした
てとこじゃないすかね。博士号の審査を国策として甘くすることはないっていうか無茶っていう気がしますが、20〜30年前に博士号を取った人たちが学んでいた研究環境(指導教官が学生に取る姿勢)を今と比べて「最近は優しい先生ばっかりになっちゃったねぇ」という昔話を聞くことはあります。
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弘法筆を選ばず、アレゲはキーボードを選ぶ -- アレゲ研究家
そんなことよりも (スコア:-1, オフトピック)
Re:そんなことよりも (スコア:2, すばらしい洞察)
web記事とはいえ、新聞くらいは正式名称(非略称)で解説して欲しい。
あと、何にでもこういった略称を作るのはセンスが無いように思う。
Re:そんなことよりも (スコア:1)
確かにそうだね。
でも僕が言いたいのは技術関連の略称とかではなく
・キムラタクヤ →キムタク
・結婚活動 →婚活
・冬のソナタ →冬ソナ
・超ベリーバッド →チョベリバ
などのスラングとか、若者言葉的な言葉の事です。
[ポスドク]は[キムタク]に近いにおいがする様な気がする...
# オールドタイプなので変なところを気にしてしまうの、許して
Re:そんなことよりも (スコア:1, すばらしい洞察)
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
> この海外流失もアメリカ等の先進国で大学教員になるわけではなく、韓国や台湾等の東アジアの国に数年任期のポスドクとして雇用されているのが実情で、研究環境の良い国への頭脳流出というよりも、経済難民としてアジアの国々へ流出しているだけのようだ。
「アジア」は「エイジア」にしたほうがよさそうですね。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
アジア・パシフィックよりも
エイジア・パシフィックのほうが格好良く見えるとか
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
歩簾奴苦【ぽすどく】
自分の足で歩み始めたばかりの若者の一部を指す名称。
しかしこれまで歩んできた場は社会の荒波から逃れた御簾の内でしかなく、
一般社会への復帰は困難といわれている。御簾の内においての勤務体制はほとんどが
裁量労働制のため12時間・24時間勤務もざらであり、奴隷的な扱いを受けることあり、
多くの該当者が苦しんでいる。
---民明書房「1万人計画の残滓」---
Re: (スコア:0)
Post 毒。
毒を超えた何か
# ポスドクって国の政策で増やしたの?
# それはなに?
# Dを取る審査を政策で甘くしたってこと?
Re:そんなことよりも (スコア:4, 参考になる)
>ポスドクって国の政策で増やしたの?
ポスドク1万人計画ってのが有りましてですね.
「日本の基礎研究が微妙なのは研究者層が薄いからだ!研究先進国のアメリカのように,厚いポスドクの層を作ることでもっと柔かつ強力な研究体制を!」って10年ちょっと前に政府方針を元に文科省(当時は文部省でしたっけ)あたりが中心になって始めたわけですよ.
当然ながらかなりの数の教授・助教授あたりから「そんなに増やされても面倒見切れん」(ポスドクは,雇う側としては,良い成果を出してくれるだけではなく,出来ればその後の就職までしっかり決めてハッピーになってもらいたいってのが少なからず有りまして.まあ一緒に仕事する同僚ですからねえ.研究室のボスが学生の就職にある程度責任を感じるようなものですか.無論そんなことなんて知らねぇ,というボスもいますが),という反論は多数出たのですが,まあ政府方針ですので決まります.日本の研究者は昔から(外部)政治活動に関わらないことを良しとしてきた面も多々ありますので,自業自得でもあるのですが.
そう言う意見に対しては,「まあ今後団塊世代の退職に伴ってポストも多数空くし,企業への就職も進めるから大丈夫」という点で文部省は押し切り,また「大学院重点化で,院生とか増やしたら助成金たくさん上げるよ」という財政面から間接的に博士課程への進学者が増えるように推進してきました.進学者をばんばん増やせば,同程度の審査でもDr取得者が増えるのはまあ道理です.
……でまあ,大方の教授・助教授陣の危惧通りポストは増えずポスドクだけが極端にあまり続けるという現状に至ります.
結局,定年の延長だとか政府の公務員人件費削減方針(毎年一律1%削減でしたっけ)によりアカデミックポストは増えず(というかむしろ減り),企業への博士号取得者の採用支援も機能せず,とりあえず入り口の蛇口だけはひねってみたけど出口は考えてなかった,という,まあ分かっていたけどという結果ですね.
Re:そんなことよりも (スコア:1)
国策としては、
・競争的研究資金で、非常勤職員として研究者の人件費を支出できるようにした
・大学院を増やした
てとこじゃないすかね。博士号の審査を国策として甘くすることはないっていうか無茶っていう気がしますが、20〜30年前に博士号を取った人たちが学んでいた研究環境(指導教官が学生に取る姿勢)を今と比べて「最近は優しい先生ばっかりになっちゃったねぇ」という昔話を聞くことはあります。
Re: (スコア:0)
大学院で働く人の数の増加 小なり 大学院を出ても就職できない人の数の増加
になっちゃったんだから。
非常勤もそれだけでは喰っていけないし、任期制限も厳しいし。