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要は出版社がこれまで雑誌購読者から回収してきた費用をどこにつけようかという話。もちろん論文投稿者の負担もあるけど、それだけで全て賄えない部分もある。研究機関が雑誌購読料として年間いくら支出してるかご存知?オープンアクセスという「聞こえのよさ」の水面下での動きにも要注意。
その、(ネタ元の奥村氏の言い方を借りると)
高価かつ入手困難な学術誌
という形態自体をやめてしまえ、ってことでは。従って
インターネットを使えばほとんど金をかけずに全世界に情報発信できる
ため、物理的なコストを発生しないので、雑誌購読者から回収する必要もないのでは。さらに言えば論文程度の画像と文章中心のコンテンツならば、今となっては配信が増えすぎると問題になるようなデータ量でもないので、特定のメディアに封じ込めてお金を回収するよりも、オープンにして別の方法でお金回収した方が、より効率的である上に、現在の考え方によりマッチする(プラスになる)という考え方なのでしょう。
#というか元コメントは奴隷の鎖自慢的脊髄反射としか思えないんだが。「要は」って何。思考から直接文章を書くのはやめてくれ。#「俺の所の経験からすると無謀だ」という根拠からの感情的批判はやめてね。MITがやったと言う話なので。
>物理的なコストを発生しないので、雑誌購読者から回収する必要もないのでは。
いや、結構かかりますよ。まずなにより編集部員の人件費。どういう形態で論文誌をやっていくのかにもよりますが、ある程度のレベルを維持しようとすれば雑多な投稿を処理したり、その後の校正(いわゆるトップクラスの論文誌ですと、専属の校正スタッフがいて、間違いを直すとか言うレベルではなく英文とか文章構成自体を読みやすい物に直してくれるんで非英語圏の人間にとってはありがたい)をしたりといった部分にそれなりの人数がいります。それこそElsevierのように(微妙な雑誌が多いとは言
>その後の校正(いわゆるトップクラスの論文誌ですと、専属の校正スタッフがいて、間違いを直すとか>言うレベルではなく英文とか文章構成自体を読みやすい物に直してくれるんで非英語圏の人間にとってはありがたい)
あるソフトウェアの英文ドキュメントを見て殺意を覚えたことがあります。4-6行にわたる文章が永遠と続き、どこにどこがかかっているのか難解で普通の1-2行程度でまとめられている綺麗なドキュメントに比べて読むのに数倍時間がかかった記憶があります。私は箇条書きを心がけてますが…
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あと、僕は馬鹿なことをするのは嫌いですよ (わざとやるとき以外は)。-- Larry Wall
TANSTAFL (スコア:0)
要は出版社がこれまで雑誌購読者から回収してきた費用をどこにつけようかという話。
もちろん論文投稿者の負担もあるけど、それだけで全て賄えない部分もある。
研究機関が雑誌購読料として年間いくら支出してるかご存知?
オープンアクセスという「聞こえのよさ」の水面下での動きにも要注意。
Re: (スコア:0)
その、(ネタ元の奥村氏の言い方を借りると)
高価かつ入手困難な学術誌
という形態自体をやめてしまえ、ってことでは。
従って
インターネットを使えばほとんど金をかけずに全世界に情報発信できる
ため、物理的なコストを発生しないので、雑誌購読者から回収する必要もないのでは。
さらに言えば論文程度の画像と文章中心のコンテンツならば、今となっては配信が増えすぎると問題になるようなデータ量でもないので、特定のメディアに封じ込めてお金を回収するよりも、オープンにして別の方法でお金回収した方が、より効率的である上に、現在の考え方によりマッチする(プラスになる)という考え方なのでしょう。
#というか元コメントは奴隷の鎖自慢的脊髄反射としか思えないんだが。「要は」って何。思考から直接文章を書くのはやめてくれ。
#「俺の所の経験からすると無謀だ」という根拠からの感情的批判はやめてね。MITがやったと言う話なので。
Re: (スコア:2, 参考になる)
>物理的なコストを発生しないので、雑誌購読者から回収する必要もないのでは。
いや、結構かかりますよ。
まずなにより編集部員の人件費。どういう形態で論文誌をやっていくのかにもよりますが、ある程度のレベルを維持しようとすれば雑多な投稿を処理したり、その後の校正(いわゆるトップクラスの論文誌ですと、専属の校正スタッフがいて、間違いを直すとか言うレベルではなく英文とか文章構成自体を読みやすい物に直してくれるんで非英語圏の人間にとってはありがたい)をしたりといった部分にそれなりの人数がいります。それこそElsevierのように(微妙な雑誌が多いとは言
Re:TANSTAFL (スコア:1)
>その後の校正(いわゆるトップクラスの論文誌ですと、専属の校正スタッフがいて、間違いを直すとか
>言うレベルではなく英文とか文章構成自体を読みやすい物に直してくれるんで非英語圏の人間にとってはありがたい)
あるソフトウェアの英文ドキュメントを見て殺意を覚えたことがあります。
4-6行にわたる文章が永遠と続き、どこにどこがかかっているのか難解で
普通の1-2行程度でまとめられている綺麗なドキュメントに比べて読むのに
数倍時間がかかった記憶があります。
私は箇条書きを心がけてますが…