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こちらの高校にはとてもとてもかないませんが、私の出身高校も、高校にしちゃ頑張ったなーって設備で、なんともまぁ素晴らしい理念を掲げてやっておりました。
しかし、国公立や有名私立大学を目指している進学校では、(受験対策など不要な天才たちが集まる高校を除いて)設備や理念に関係なく、授業は受験を視野に入れたもので、学年が上がるにつれてその傾向は強くなります。3年にもなったら、受験のための授業といえるでしょう。そして受験のための授業を長くするために1〜2年では教科書を早く終わらせる授業となっています。
ところで、受験のための勉強は他の高校もやっていることですし、立派な設備の登場する機会の少ないものです。
となると、立派な実験設備は入学から卒業までの3年間で何回使うのでしょうか。
僕の高校でも物理や化学でほとんど実験が無かったので、生徒の興味を喚起する意味では実験装置がそろっているというのはとても意義深いことだと思う。
しかし、そのような基礎的な実験というのは普通の高校にある普通の実験器具で事足りるのではないか。
むしろ、最新の実験機器は、試料を入れたら、中で自動的に解析までやってくれて結果だけコンピュータで表示させる(DNAシーケンサーというものが実際どういうものか知らないが、こういうイメージ)とか、天体望遠鏡にしたって、対応する赤道座標を入力すればあとは自動追尾、画像取得も当然冷却CCDでコンピュータで解析して色づけまで行うだろう。
もっと普通で単純な実験器具でいいから、中身が見えて、自分がやっていることの意味がハッキリ分かるほうが教育的にはいいんじゃないだろうか。
蛙を解剖して気持ち悪い思いするのも、生命の神秘を知る上では重要ではないだろうか。 普通の天体望遠鏡でいいから、自分の目でクレーターが見えたり、土星の輪が見えたりして、赤道儀なしで単純に固定しただけではすぐ視野がずれてしまうのを知って「ああ地球は回転しているのだな」と感じることも重要ではないか。
そうすると実験器具云々なんて話は大して重要ではなく、実際に生徒に接せる先生方がどれだけ科学を理解して、その重要性を情熱をもって教えることができるかが重要だと思う。
そしてやはり学問をやる上では、客観性、論理性を徹底的に問われるので、数学と国語をやったほうが実は近道なのではないかとも思う。
>もっと普通で単純な実験器具でいいから、中身が見えて、自分がやっていることの意味がハッキリ分かるほうが教育的にはいいんじゃないだろうか。教科書に載ってるような簡単で目に見える実験をする授業は一杯ありましたが、何かの液体と何かの液体を混ぜると色が変わった、ぐらいの意味しか理解できませんでした、ごめんなさい。ガスバーナーに火を付けてフラスコを温める、という遊びレベルの楽しみならともかく、実験をしてみたいなと思うのは試験勉強や受験勉強が終わった後だったなあ。
実際のところ大学側は3年に受験のための授業を受けた生徒より、立派な実験設備をつかって好きなことをやってきた生徒を欲しがっています。
実験設備が揃ってても使わない進学校ではなく、実験設備を有意義に使った進学校としてなって欲しいものです。
1~2年の間だけでも素晴らしい実験設備を使って夢を持って大学に行こうとやる気を出してくれる生徒が育てば成功かもしれませんね。
とはいえ、受験勉強をしないと解けないような入試試験を課してるのは大学自身なので、そういう生徒が欲しいなら、今の入試を改めねば。。。
例えば、最近ではAO入試とかが増えてきているみたいなので、そういうのを利用してみるとか。何かテーマを与えて、それに関連した自由研究のレポートを提出させるとか、実験計画書を提出させ、優秀な計画書を書いた生徒を呼び出し、面接官の前で実験をさせるとか。
>例えば、最近ではAO入試とかが増えてきているみたいなので、そういうのを利用してみるとか。
AO入試は結果的に基礎学力の足らない生徒ばかりを合格としてしまっていたという反省の元に廃止される傾向 [47news.jp]にあります。ただこの高等学校のカリキュラムが正しく建学の理想と同じ方向に運用された場合、生徒の大学入試受験形態としてAO入試は適しているという意見には同意します。
> 放課後から夜遅くまで実験させてもらってましたが。
それが現実的かつ理想の形であると思います。そういった関連の部活動がたくさんできて、発展したらいいかなぁ。
私のいたところは、新しくできた高校じゃなく、既存の高校をリニューアルだったので、部活動は今までのがそのままあって、理系な部活動は盛り上がっていない状況でした。新しく作るのだったら、アレゲ系部活動を充実させるといいのかもしれません。
# 生徒があんま入らなかったら、期待に反してアレゲな生徒が少なかったということで
アレゲ系部活動を充実
光画部 [wikipedia.org]があるのか、それが問題だ。 # これだけなのでAC
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UNIXはシンプルである。必要なのはそのシンプルさを理解する素質だけである -- Dennis Ritchie
で、どれだけ使うんですか? (スコア:4, 興味深い)
こちらの高校にはとてもとてもかないませんが、
私の出身高校も、高校にしちゃ頑張ったなーって設備で、
なんともまぁ素晴らしい理念を掲げてやっておりました。
しかし、国公立や有名私立大学を目指している進学校では、
(受験対策など不要な天才たちが集まる高校を除いて)
設備や理念に関係なく、授業は受験を視野に入れたもので、
学年が上がるにつれてその傾向は強くなります。
3年にもなったら、受験のための授業といえるでしょう。
そして受験のための授業を長くするために
1〜2年では教科書を早く終わらせる授業となっています。
ところで、受験のための勉強は他の高校もやっていることですし、
立派な設備の登場する機会の少ないものです。
となると、立派な実験設備は入学から卒業までの3年間で何回使うのでしょうか。
1を聞いて0を知れ!
Re:で、どれだけ使うんですか? (スコア:1)
僕の高校でも物理や化学でほとんど実験が無かったので、生徒の興味を喚起する意味では実験装置がそろっているというのはとても意義深いことだと思う。
しかし、そのような基礎的な実験というのは普通の高校にある普通の実験器具で事足りるのではないか。
むしろ、最新の実験機器は、試料を入れたら、中で自動的に解析までやってくれて結果だけコンピュータで表示させる(DNAシーケンサーというものが実際どういうものか知らないが、こういうイメージ)とか、天体望遠鏡にしたって、対応する赤道座標を入力すればあとは自動追尾、画像取得も当然冷却CCDでコンピュータで解析して色づけまで行うだろう。
もっと普通で単純な実験器具でいいから、中身が見えて、自分がやっていることの意味がハッキリ分かるほうが教育的にはいいんじゃないだろうか。
蛙を解剖して気持ち悪い思いするのも、生命の神秘を知る上では重要ではないだろうか。 普通の天体望遠鏡でいいから、自分の目でクレーターが見えたり、土星の輪が見えたりして、赤道儀なしで単純に固定しただけではすぐ視野がずれてしまうのを知って「ああ地球は回転しているのだな」と感じることも重要ではないか。
そうすると実験器具云々なんて話は大して重要ではなく、実際に生徒に接せる先生方がどれだけ科学を理解して、その重要性を情熱をもって教えることができるかが重要だと思う。
そしてやはり学問をやる上では、客観性、論理性を徹底的に問われるので、数学と国語をやったほうが実は近道なのではないかとも思う。
Re:で、どれだけ使うんですか? (スコア:1)
「今から自動追跡装置を切る!!」
「ええ~っ!!」
「以後2度と使用は許さん!!」
と。
TomOne
Re:で、どれだけ使うんですか? (スコア:1)
>もっと普通で単純な実験器具でいいから、中身が見えて、自分がやっていることの意味がハッキリ分かるほうが教育的にはいいんじゃないだろうか。
教科書に載ってるような簡単で目に見える実験をする授業は一杯ありましたが、何かの液体と何かの液体を混ぜると色が変わった、ぐらいの意味しか理解できませんでした、ごめんなさい。
ガスバーナーに火を付けてフラスコを温める、という遊びレベルの楽しみならともかく、実験をしてみたいなと思うのは試験勉強や受験勉強が終わった後だったなあ。
Re: (スコア:0)
実際のところ大学側は3年に受験のための授業を受けた生徒より、
立派な実験設備をつかって好きなことをやってきた生徒を欲しがっています。
実験設備が揃ってても使わない進学校ではなく、
実験設備を有意義に使った進学校としてなって欲しいものです。
1~2年の間だけでも素晴らしい実験設備を使って夢を持って
大学に行こうとやる気を出してくれる生徒が育てば成功かもしれませんね。
Re:で、どれだけ使うんですか? (スコア:1)
とはいえ、受験勉強をしないと解けないような入試試験を課してるのは大学自身なので、
そういう生徒が欲しいなら、今の入試を改めねば。。。
例えば、最近ではAO入試とかが増えてきているみたいなので、そういうのを利用してみるとか。
何かテーマを与えて、それに関連した自由研究のレポートを提出させるとか、
実験計画書を提出させ、優秀な計画書を書いた生徒を呼び出し、面接官の前で実験をさせるとか。
1を聞いて0を知れ!
Re:で、どれだけ使うんですか? (スコア:1)
>例えば、最近ではAO入試とかが増えてきているみたいなので、そういうのを利用してみるとか。
AO入試は結果的に基礎学力の足らない生徒ばかりを合格としてしまっていたという反省の元に廃止される傾向 [47news.jp]にあります。
ただこの高等学校のカリキュラムが正しく建学の理想と同じ方向に運用された場合、
生徒の大学入試受験形態としてAO入試は適しているという意見には同意します。
Re: (スコア:0)
> そういう生徒が欲しいなら、今の入試を改めねば。。。
旧帝一工といった大学の入試問題は特別な勉強を必要としない素直で簡単な問題だと言われています。
例: 三角関数の加法定理を証明せよ。(東大1999年)
Re: (スコア:0)
無く、実験室で薬品や器具を扱うのは『ただの遊び』として軽んじられていたので
理系クラスは実験させてもらえず、原則として普通教室での授業オンリーでした。
(ペーパーテストで点数を取るだけの為の授業)
それで結局、肝心の実験室は文系クラス専用となり、ホントに遊び場のように
なってしまってました。
そんな状況が面白くなかったので個人的に若手の先生にお願いして、放課後から
夜遅くまで実験させてもらってましたが。
Re:で、どれだけ使うんですか? (スコア:1)
> 放課後から夜遅くまで実験させてもらってましたが。
それが現実的かつ理想の形であると思います。
そういった関連の部活動がたくさんできて、発展したらいいかなぁ。
私のいたところは、新しくできた高校じゃなく、既存の高校をリニューアルだったので、
部活動は今までのがそのままあって、理系な部活動は盛り上がっていない状況でした。
新しく作るのだったら、アレゲ系部活動を充実させるといいのかもしれません。
# 生徒があんま入らなかったら、期待に反してアレゲな生徒が少なかったということで
1を聞いて0を知れ!
Re:で、どれだけ使うんですか? (スコア:1)
光画部 [wikipedia.org]があるのか、それが問題だ。
# これだけなのでAC
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
やっぱり企業に比べたら見劣りしてしまいます。
#逆に大学ってこれより下なんでしょうか?