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昔「コンピュータリテラシ」といってたのが最近は「情報リテラシ」に言い換えられてきたのは、 「コンピュータリテラシ」だと「コンピュータの操作技能が身につけばそれでOK」という困った解釈が蔓延したから。
文部省(当時)の臨時教育審議会第2次答申(1986年)では「情報及び情報手段を主体的に選択して活用していくための個人の基礎的な資質」と定義されています。
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※ただしPHPを除く -- あるAdmin
所詮は (スコア:0)
phishingなんてものが存在する以上、子供だけに言えることじゃないけどね。
Re:所詮は (スコア:2, すばらしい洞察)
Re:所詮は (スコア:3, 参考になる)
昔「コンピュータリテラシ」といってたのが最近は「情報リテラシ」に言い換えられてきたのは、 「コンピュータリテラシ」だと「コンピュータの操作技能が身につけばそれでOK」という困った解釈が蔓延したから。
文部省(当時)の臨時教育審議会第2次答申(1986年)では「情報及び情報手段を主体的に選択して活用していくための個人の基礎的な資質」と定義されています。
Re:所詮は (スコア:0)
# そして、それを承知で(あるいは単に無知で)語弊のある言い方をする人は必ずいる
Re:所詮は (スコア:0)
1986年に定義された以前に情報リテラシという言葉が日本に存在したとでも?
literacyという言葉は「読み書きの能力、識字能力、教養があること」で、即「深く洞察する理解」という意味は無い。
表面的な入出力を行う能力と、その入出力の深度を区別するような言葉ではない。
http://www2.alc.co.jp/ejr/index.php?word_in=literacy+&word_in2=%82... [alc.co.jp]
それで情報には何をあてるのか、information(+technology)、media、computer文脈的にはこの3つの意味を内包する。
結局のところ、どれを当てはめても「それを深く洞察する理解」にはならないのだけどね。
ただ、大人社会で「リテラシー」といえば、自然と領域が拡大して「大人として望ましい姿」が付加されてきたというだけ。
そもそも、情報の入出力の能力が無いのに、深度を掘り下げるなんて出来ない、だから子供の情報リテラシが高いといえば、
情報の入出力を行う道具を活用する力がついているかどうか程度で十分だと思われる。
そもそも情報リテラシに限らず、道徳的概念とか常識とか「大人に期待される意味でのリテラシ」を身につける過程にいるのだから、
「中学生のそれは高い」といった時に「大人程度に高い」という意味になると考えるべきではない。
社会一般的な観点からしても、処理能力にはまず速度が求められ、情報の入力は書籍・新聞のような紙に印刷された情報源しかあたれない、
というのはハンデキャップであり、書籍・新聞から情報を拾うのにもまずは図書DBを検索するという手順を使わなければいけない、
「深く分析しなければいけない情報に辿りつくこと」それ自体、最初から誰でも高い訳じゃない。
ここに来てるような人間はそういう事を忘れがちだがね。
図書館にいけば蔵書検索コンピュータが置いてある時代だけど、蔵書カードを使ったり司書に聞くという方法を知っていること、
図書カードに記入すれば貸し出してもらえること、それを知っていることも大事な情報リテラシの能力であって、
今は従来のアナログ的な経路にコンピュータや携帯も使うという経路ができた、その経路抜きに豊富な情報へのアクセスが容易でない時代、
だから情報リテラシが高いという時、デジタルな径路から自分の欲するものを手繰り寄せる能力の有無は得点を左右するものになるということ。
教育課程にいる中学生における情報リテラシの初歩は、まずそういう手繰り寄せる能力、表現する能力であり、
それ以上の理解は「一歩先を行く」と書かれている、それも大学授業を想定したの教科書の話。(2番目のリンク)
http://www.kyoritsu-pub.co.jp/texthp/joho/12047-7.html [kyoritsu-pub.co.jp]
http://www.kyoritsu-pub.co.jp/texthp/joho/12133-3.html [kyoritsu-pub.co.jp]
http://www.edu.tuis.ac.jp/~ohmi/literacy/index.html [tuis.ac.jp]
http://www.tbgu.ac.jp/cstt/kami/tohoku-gakuin/index.html [tbgu.ac.jp]
http://www.meijitosho.co.jp/zasshi/shosai.html?bango=02682 [meijitosho.co.jp]