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まぁ、早い話が「単なる見世物」で終わってしまう可能性が高いんだよねぇ。音楽の「目的」と「意味」について自分の頭で考えさせられないと、何を聴かせても所詮は無意味。
ふしぎだと思うこと、これが科学の芽です。よく観察してたしかめ そして考えること、これが科学の茎です。そして最後になぞがとける。これが科学の花です。
他に良い手段があるなら、それはそれで非常に良いことですが
子供のころまんがはじめて物語 [wikipedia.org]とかミームいろいろ夢の旅 [wikipedia.org]といった子供向けの教育・教養番組を通じて科学方面に
今やってる番組だと、イチオシはピタゴラスイッチでしょうね。
なるほど、話は聞いたことがありますが、まだ見たことないんです。時間的に録画するしかないので…。
子供向けじゃないですが、私は小学生の頃はウルトラアイを欠かさず見てましたね。
私も見ていました。 こうやって改めて考えてみると自分の子供時代って子供向けの科学番組というのが多かったのですね。 もう少し後になりますが、ワンダービートスクランブル [wikipedia.org]あたりも質量保存
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アレゲはアレゲを呼ぶ -- ある傍観者
理科離れと関係ないと思う (スコア:1, すばらしい洞察)
Re:理科離れと関係ないと思う (スコア:3, 興味深い)
「すごい」とか「ふしぎ」って思わせる事ができれば意味はあるでしょ?
Re:理科離れと関係ないと思う (スコア:3, すばらしい洞察)
「なんで?」って思わせる事が大事だと思う。
Re:理科離れと関係ないと思う (スコア:1, すばらしい洞察)
そのうち100人が「なんで?」「どうやればできるの?」と思う
そのうち10人が将来科学を仕事として志す
これくらいの割合で十分だと思いますし、これくらいの割合だとしても最初に
種をまかないと花は咲かないんですよね。
ありがちなネタ (スコア:0)
「ようし、将来はコックさんになるぞ!」
「私はケーキ屋さん。美味しいチョコレートケーキを、いっぱい作るの。」
Re:ありがちなネタ (スコア:2, 興味深い)
単純に作るだけなら、それについてのレシピだけを覚えれば良いけど、
やっていくうちにどうしたらおいしくなるのか、良い形になるのかとかの方向に興味を持っていけば、
そこには科学や物理学等が間接的に絡んでくる。
それらをすべて覚えなくても、料理に関わる部分だけでも覚えれば、
限定的ではあるが理系の知識を持つことができる。
天琉陳(Teruching)
Re:ありがちなネタ (スコア:1, おもしろおかしい)
>限定的ではあるが理系の知識を持つことができる。
プログラマー「汚くてもコピペだらけでも、動いているからいいじゃないか。」
料理人「見た目悪くてもレシピ丸写しでも、食べられるからいいじゃないか。」
よくねーよ!!
…… と言っても、絶対に理解してくれないんだろうなあ。 orz
Re:ありがちなネタ (スコア:2, すばらしい洞察)
食べられるだけの料理に金を払う客はいない。だからよくない。
>プログラマー「汚くてもコピペだらけでも、動いているからいいじゃないか。」
とにかく動いてさえいれば金を払う客がいる。だから……いいのか?
Re:理科離れと関係ないと思う (スコア:2, 興味深い)
でも,手品のような実験であろうと,手品にもならないような台所での液体混ぜ合わせだろうと,見たり聞いたり読んだりしたこともない「現象」をやってみようと思う可能性よりは,そういう経験があって (真似事に過ぎなくとも) 試してみようとする方が,遥かに高いだろうと思いますよ?
# 砂場でトンネル掘ったことのある子どもは少なくないだろうと思いますが,土木のゲンバや学問の専門家になる率なんて,そんなに高いものではないでしょう。
まぁ,「水の結晶」だの「植物さんの声を聞く」だのなら,「なにをバカなことをやっている」という非難・批判・揶揄はあってよいと思いますが,ただ効果がないというだけなら,ほっといてくれればいいだけだと思うのですけれど。
"Patriotism is the last refuge of a scoundrel." - Samuel Johnson
Re:理科離れと関係ないと思う (スコア:2, すばらしい洞察)
へー、不思議だなー、で終わる人も多いでしょう。
でもこれで大切なのは、不思議だなーで終わる人はそれで終わらせておいて、
もっと知りたい人には知る方法を提供することじゃないでしょうか。
見に来た人全員に理科を押しつけるのじゃなくて、
見に来た人の中で、理科に興味がある人には、満足するまで理科の知識を与える。
その方がいいと思いますよ。
それに、不思議だなーで終わっても小中学生なら、
将来理科で関連することを習ったときに思い出してくれるかもしれませんし。
1を聞いて0を知れ!
Re:理科離れと関係ないと思う (スコア:1)
実験の「目的」と「意味」について自分の頭で考えさせられないと、何をやらせても所詮は無意味。最初からそれが出来る人にとっては、この手の本は有益だとは思うんだけど。
子供の頃に、「卵の殻を酢で溶かす実験」の本が流行ったこともあったけど、あれも意味が分かっていないと単なるお遊び以上のものじゃないしな。
Re:理科離れと関係ないと思う (スコア:5, すばらしい洞察)
単なる見世物ですからそれでいいんじゃないでしょうか。でも、子供に音楽を聴かせたりするときに
なんて毒づくコメントをする人はあまりいないと思うのに、科学の実験になるといるんですよ、不思議なくらいに。考えてもみなさいよ、仕掛けるほうが「単に驚くだけじゃ困るんだ。きちんと目的、意味を考えてくれ」なんて気持ちでやってるイベントなんて、きっと居心地悪い気がする。
科学教育について朝永振一郎の有名な語録に次のようなものがある
とりあえず、こういうイベントってタネを蒔いて、芽が出るのを期待するだけで十分という気がする。なにか「『不思議だ、へぇ、驚いた、楽しんだ』だけじゃダメなんだよ」という主張には、科学が人を楽しませることができるという面を否定したり、低く見すぎてる気がする。
Re:理科離れと関係ないと思う (スコア:3, すばらしい洞察)
> | まぁ、早い話が「単なる見世物」で終わってしまう可能性が高いんだよねぇ。
> | 音楽の「目的」と「意味」について自分の頭で考えさせられないと、何を聴かせても所詮は無意味。
> なんて毒づくコメントをする人はあまりいないと思うのに、科学の実験になるといるんですよ、不思議なくらいに
私も「科学は楽しむだけじゃだめなんだ」と目くじらをたてる人は「音楽は楽しむだけじゃだめなんだ」という人よりも
多いように感じますが、それは不思議でもなんでもなくて日本の主要産業が科学技術の上に成り立ってるからでしょう。
もし、主要産業が音楽の上に成り立ってるのなら「音楽は楽しむだけじゃだめなんだ」という主張が幅を利かせるのでしょうね。
ただやはりこういうイベントは、見た人に「楽しそう。僕もやってみたい。」と思わせたら成功だと思います。
Re:理科離れと関係ないと思う (スコア:3, 興味深い)
科学実験ネタのブースをたくさん並べて、子ども達にいろんな体験をしてもらうイベントです。
http://www.kagakunosaiten.jp/ [kagakunosaiten.jp]
>単なる見世物ですからそれでいいんじゃないでしょうか。
とはいえ、やっている方は「単なる見せ物」と思っているわけじゃないですからね……。
単なる見せ物であるならば、それが科学である必要もないわけで、手品として見せればいい。
でんじろうさんがテレビでやっているものをいくつか見たことがありますが、必ずやったことの種明かしをして、なるほどそういう理屈でこれが起こるのかということに興味を持ってもらい、その中で科学の法則について1つでも理解してもらおうとしているように思います。
問題は、やっている方が科学教育の一端と思ってやっていることが、受け手には「単なる見せ物」と思われてしまうことです。これはもうどうしようもないことだと思うのですが、やっている方としては切ないことです。
もちろん、たくさんの種を蒔いて、ほんの少しでも良いので芽が出るのを期待するわけですが……。
ファラデーの「ロウソクの科学」についてかかれている方もいましたが、あれは実験を通して科学の法則を学ぶイベントですよね。それと同じように、単に「面白かった」のではなく、知的な意味で「面白かった」と思ってもらえるような事ができればいいなぁと、科学実験イベントをやっている側は思っているのです。
まぁ、それはやる側の勝手な気持ちであって、受け手はそんなことまで考える必要はないと言われればその通りなのですけれどね。こっちの意図に自然にはまってくれる、そうするにはどうしたらいいのかをこれからも試行錯誤していこうと思います。
Re:理科離れと関係ないと思う (スコア:2, すばらしい洞察)
>期待するだけで十分という気がする。
それで充分な割には、科学離れは進行していません?
この手のイベントは結構前からあった割には効果は薄い様に見えるんですよね。
>なにか「『不思議だ、へぇ、驚いた、楽しんだ』だけじゃダメなんだよ」
>という主張には、科学が人を楽しませることができるという面を否定したり、
>低く見すぎてる気がする。
と言うか、「考える」事自体に居心地悪いと思っている人間が科学に興味を持つとは思えず。「楽しむな」とは言った覚えもないし、むしろ「考える」事自体が楽しいと思うんだけど違いますかね?
実験とマジックとかの見世物を(もちろん音楽も)同軸に捉えて考えても意味無いと思うんだけどなぁ。
Re:理科離れと関係ないと思う (スコア:5, 興味深い)
>この手のイベントは結構前からあった割には効果は薄い様に見えるんですよね。
そんなに昔からありましたか?
こういう物の効果はそれを見た小学生が大学に進む時間を考えても10年はかかるから、
その普及効果を考えると仮に20年前からこの手の実験があっても、大きな効果がまだ
出る段階ではないと思いますよ。
>と言うか、「考える」事自体に居心地悪いと思っている人間が科学に興味を持つとは思えず。
>「楽しむな」とは言った覚えもないし、むしろ「考える」事自体が楽しいと思うんだけど違いますかね?
実験を見てなぜなんだろうと思う人が出て、さらに科学に興味を持ってくれれば成功なので
最初から考えることを前提にする必要はないです。
この手の否定する意見を見て思うのは、「なぜだろう」と思わなければ考えることもないのに
「なぜだろう」と考えると一緒くたにしてしまっているので、「なぜだろう」と考える
入り口の機会を増やすことを重要視していないのだろうということです。
Re:理科離れと関係ないと思う (スコア:0)
Re:理科離れと関係ないと思う (スコア:3, 興味深い)
17年前ですが、「できるかな」 [wikipedia.org]の放映終了(1990年)とか?
私は「できるかなが、日本の技術立国を支えていた」んじゃないかと半分本気で信じてます…
Re:理科離れと関係ないと思う (スコア:0)
理系離れが20年前から起こったとは思ってないし書いてもいません。
#ただの注意書きなのでAC
Re:理科離れと関係ないと思う (スコア:5, すばらしい洞察)
考えることを嫌がるってのは感覚的には理解できないけど、それはお互い様で、
考えることを嫌がる人は、考えること自体を楽しむって感覚が理解できないらしい。
これは思考に限ったことじゃなくて、たとえば権力のことばかり考える人は、
権力に興味を示さない人を理解できない。
金が好きな人は金を欲しがらない人を理解できない。
で、誰もが自分は間違ってるなんて思いたくないから、互いに相手を嫌う傾向がある。
論理的思考の嫌いな人は、自分を馬鹿だと思いたくないから、科学を軽視する。
権力者は自分が有能だから権力を手に入れたと考えるし、他の人は無能だと考える。
金が好きな人は、自分に金があるのは賢いからだと考える。
「私がもしアレクサンドロスでなかったらディオゲネスになりたい」と言える人はごくわずか。
論理的思考が他と違うのは、論理的思考の出来ない人は明らかに損をしているという事。
論理的思考が出来ても感情を失うことはないし、感情を分析することすらできるようになる。
失うものはないし、しがらみができるわけでもないし、時間や労力をとられもしない。
だから権力主義や拝金主義を人に教えるかどうかは難しいけど、
論理的思考はできるだけ多くの子供に教えるべき。
できるだけ教えるべきなんだけど、思考法は記憶させてもしょうがない。
興味を誘導し、実際に論理的思考を辿らせて慣れさせるしかない。
論理的思考の最たるものは数学だけど、数学は子供の興味を誘導するには派手さが足りない。
そこで「科学手品」「科学おもちゃ」が出てくる。
ゆえに科学手品を見せる側が「論理的思考を教えるのだ」という目的を忘れてしまえば、
科学手品はただの手品と同じになる。
ちゃんと思考を誘導して、教えてやらなきゃ意味がない。
論理的思考をする人がすべて科学者になりたがるわけではないから、
科学手品に興味を持っても科学に興味を持つとは限らない。
でも、論理的思考の出来ない人が科学を志すことに比べれば遥かに有望。
仮に科学を志さなくても、論理的思考の出来る人は、少なくとも科学を軽視したりはしない。
子供が将来何をするかは、本人が決めればいい。
でも、何をするにしても、そのときに役に立つ力を与えてあげる。
それが教育の本質なんだから。
----- 傷の治療は傷より痛い -----
論理的思考が大切でも (スコア:3, すばらしい洞察)
それは、論理的思考が大切という正しい部分に覆い隠されて、
今回のストーリーから考えると明らかに間違いだと僕には思える
一方的な推論が混じっているからです。
>できるだけ教えるべきなんだけど、思考法は記憶させてもしょうがない。
>興味を誘導し、実際に論理的思考を辿らせて慣れさせるしかない。
>論理的思考の最たるものは数学だけど、数学は子供の興味を誘導するには派手さが足りない。
>そこで「科学手品」「科学おもちゃ」が出てくる。
本当に今回の実験は、論理的思考を身につけさせるための内容ではないと思いますし
いわゆる「科学手品」もそこを狙っているのではないと思います。
あくまでも科学に興味を持たせるための手法だと思います。
>ゆえに科学手品を見せる側が「論理的思考を教えるのだ」という目的を忘れてしまえば、
>科学手品はただの手品と同じになる。
>ちゃんと思考を誘導して、教えてやらなきゃ意味がない。
「科学手品」が「ただの手品」と異なるのは「論理的思考を教えるのだ」という目的があるためではなく
(直接的には論理的思考を教えるのだという目的は存在しないと考えます。)
手品の種に科学が絡んでいるため、科学に興味を持つ可能性が比較として高いからだと思います。
#くり返しになりますが論理的思考は大切だとは思っています。
Re:論理的思考が大切でも (スコア:1)
仰る通り、アンケートしたわけじゃないですから、推論も入っています。
ただ、せめて誤解を減らせればと思い補足を。
私は今回、科学手品の製作者の意図は重視していません。
製作者は教育の道具を作る人であって、教育する人そのものではないんです。
そして、製作者の視点で考えるなら、私もあなたとほぼ同意見です。
私は、科学手品を我が子に見せる親の視点で考えています。(親なので…。)
「科学手品」が「ただの手品」と異なるのは、タネが科学的であるだけではありません。
必ずタネ明かしがされて、しかもタネ明かしが面白くなくてはいけません。
普通の手品にも科学的なタネのものはありますが、あまりタネ明かしはしません。
タネ明かしをしたら、面白くなくなってしまいますからね。
そして科学手品でも、普通の手品でも、大抵の子供は手品が好きです。
無理に働きかけなくても、面白いものに興味を持たせるのは簡単です。
科学手品も、手品の手順を明かすだけでは、普通の手品のタネ明かしと同じで面白くありません。
子供に論理的思考を辿らせて、「こうなってるんだよ」「君にも作れるよ」と言ってあげる。
そこではじめて、タネ明かしが面白くなります。
実際に、科学手品は必ずタネを明かしますし、自分でもやってみましょうという演出がありますね。
科学手品の作者がどう頑張っても、実演者が手品をただ見せるだけでは無駄になってしまいます。
タネが科学的であろうと無かろうと、タネ明かしが面白くなくては、子供の興味を引くことができません。
そしてタネあかしを面白くするためには論理的思考を教える必要があるのです。
----- 傷の治療は傷より痛い -----
Re:論理的思考が大切でも (スコア:0)
「論理的思考」というのはそれ自体を教えたり学んだりするものではなく、
教科の中でも特に科学や数学を学ぶ事によって身に付くものという
前提があるのではないでしょうか。
Re:論理的思考が大切でも (スコア:1)
僕は論理的思考を教えることは大切だと思っていますが、
「科学手品」は論理的思考を教える手法としては向いていないと思います。
論理的思考を教えるにはもっと別の手法があると考えています。
だから「科学手品」が担う役割としては、論理的思考を教えることではなく
「科学手品」のタネとして科学が存在することを見せ、
科学ってこんなことも出来るのか面白いと興味を持ってもらうことが
一番重要な目的だと考えています。
そういった考えの違いがあるので、きっと違和感があったのですね。
Re:理科離れと関係ないと思う (スコア:1, すばらしい洞察)
論理的思考ができなくても,迫力と強引さで生活していて,
「本人は幸せ」の実例がいますよ.
ただし,周囲は不幸せですね.
論理的思考を教えるのは,本人のためというよりも,
社会全体としての幸せというか最適化のために必要なことではないかと.
Re:理科離れと関係ないと思う (スコア:0)
論理的思考ができても、論理を無視することができなくなるわけじゃないですから。
Re:理科離れと関係ないと思う (スコア:1)
今も昔も、子供は十分に理科に興味を持っていると実感する
理科離れ抑制に必要なのは、子供への教育では無く、
親というか、大人というか、世間というか
その辺の人間に、興味を持って貰うことが大事
でも、下のような人が圧倒的に多いし
さらに、世間に影響力のある立場にいる
>で、誰もが自分は間違ってるなんて思いたくないから、互いに相手を嫌う傾向がある。
>論理的思考の嫌いな人は、自分を馬鹿だと思いたくないから、科学を軽視する。
どうしたもんかね、、、、、、、
Re:理科離れと関係ないと思う (スコア:0)
損得で生き方を決めるのは不自然で、論理的であることは即ち悪だと考えている人も存在します。
Re:理科離れと関係ないと思う (スコア:5, すばらしい洞察)
> むしろ「考える」事自体が楽しいと思うんだけど違いますかね?
年末だし、いい機会だから一度自分の来し方を振り返ってみたらいい。「いきなり『考える」事自体が楽しいと思う』ようになったかどうかを。その前段階が一切なかったかを。
私の経験上、前段階として「見て楽しむ」段階があって、その次に「見てるだけじゃ物足りないから考える。考える、が楽しい」が来るんじゃないかと。
> 「考える」事自体に居心地悪いと思っている人間が科学に興味を持つとは思えず。
はっきり言って、大人ならいざ知らず子供の頃の好き嫌いなんて十年くらいのスパンで持続するとも思えず、この主張は机上の空論でしかありえませんよ。
> 実験とマジックとかの見世物を(もちろん音楽も)同軸に捉えて考えても意味無いと思うんだけどなぁ。
なんで、楽しませることをネガティブにとらえるかな。実験の意味、目的がわかっていたら楽しむのは当たり前。何も知らない人でも楽しませるのは十分意味はあります。
Re:理科離れと関係ないと思う (スコア:3, 興味深い)
その通りですよ。
実験を通して「発見」する楽しみから、その原理を「知る」楽しみを見つけだし、
さらに疑問を持つ事で、新たな謎を解決するための知識を見つけ出していく。
そうして、人はオタクになっていくのですよ。
# 途中から論点が変わった
Re:理科離れと関係ないと思う (スコア:1)
両者が思い描いている、対象者や理想像に食い違いがあるのでは
ものすごく単純化すると
1. 将来科学者を目指すような子供へのアピール(超科学好き子)
2.理科と聞いただけで、完全フリーズするような子供へのアピール(超科学嫌い子)
NAT33氏は、どちらかというと1の様な子供を思い描いており
AC氏は、2の様な子供を思い描いているように感じますが
いかがでしょう?
これらは同一に議論するのは不毛では?
ただ、やっかいな事に、子供はちょっとしたきっかけで
1,2のどちらにもなる可能性があること
1.を対象なら、単なる手品や子供だましになりかねないけど
2.にアピールするなら十分有効だと思う
みんながみんな、科学に十分な興味を示し、研究者的な職に就く必要は無いし
科学に興味はなく、最終的に非科学的な職業(適切な表現が浮かばなかった)に就いても、
科学に対して寛容・理解のある大人が少しでも増えれば
十分理科離れを抑制したと言えるのでは?
Re:理科離れと関係ないと思う (スコア:1)
個人的に"2"が"1"になることはあまり無いと思うし、放っておいても"1"になる様なのはなってしまいますしねぇ。むしろ、"1"から"2"に戻ってしまうのをいかに抑制するかが大事なのでは?
まぁ、親自体が科学や技術系の方で、教える気があるって言うのなら別でしょうけど、そういう例は少ないでしょうから(私自身はその一例ですけどw)、誰かがちゃんと指導してあげないといけないんじゃないですかね。
"2"から"1"なんて目指すまでも無く、"1"の子供を鍛えた方が早いんじゃないですか?
個人的には、"1"ですら"2"に戻ってしまうぐらい、その手の対策ってのは遅れている気がしますけどね。
Re:理科離れと関係ないと思う (スコア:1)
>"2"から"1"なんて目指すまでも無く、"1"の子供を鍛えた方が早いんじゃないですか?
はい、その方針なら、見せ物系実験の意義は薄いと思います
1の子供を見つけ出し、エリート教育をさせる方が手っ取り早いでしょう
想定している対象年齢についてコンセンサスが得られていない状態ですが
小学生位を対象と仮定した場合、エリート(選抜)教育が、
意味があるのかについて、私は懐疑的な立場です
>個人的には、"1"ですら"2"に戻ってしまうぐらい、その手の対策ってのは遅れている気がしますけどね。
人間、特に子供は周囲に流されやすいですから
多数派の2に飲み込まれて、1が2になる可能性が高いと、私は考えております
2の底上を行えば、自ずと1に残留する子が増える、と仮定した場合
見せ物実験も十分意味があると思います
本当にどちらが有効かは、分かりませんが
発言者それぞれが、思い描いている理想像について
コンセンサスが得られてないと
議論が発散してしまうのでは?
との老婆心からの発言です
Re:理科離れと関係ないと思う (スコア:0)
学校の音楽の授業で音楽鑑賞と称して曲を聴かせてたことがあったけど、アレだって全く無意味だ。
Re:理科離れと関係ないと思う (スコア:1, 興味深い)
家に帰って喜々としながらファミリーベーシックでMMLを打ち込んでいた僕は
アレも「全く無意味」とは思わないけど、たぶん少数派なのだろうなあ…。
でも、せめて「全く」じゃなくて「ほぼ無意味」ぐらいにしてほしいと思った!
# 今は音楽で稼いでる身なのでAC
Re:理科離れと関係ないと思う (スコア:4, すばらしい洞察)
「理科の実験は面白い」という記憶を植えつけられればそれで結構。
それだけで苦手意識が飛ぶ子はいます。
# 実際に私の小学生時代、担任が実験好きでよくやってくれたため理科は人気教科トップでしたし、
# その後理系へ進んだ人間も他の年代より多かったそーな
Re:理科離れと関係ないと思う (スコア:1, 興味深い)
カットアンドトライだと楽しいけどある程度で行き詰るので、それでも進みたいときに回路とか勉強してた気がする。
Re:理科離れと関係ないと思う (スコア:0)
どんなに面白い現象の実験でもただ淡々とやられたり、実験者が一人でテンションあがってて付いてけなかったらつまらないし。
まぁ、単純に理科の実験やっても理科好きは増えなかった→実験イラネとはならないと思う……思いたい。
Re:理科離れと関係ないと思う (スコア:2, おもしろおかしい)
#こんな感じでいい?
じゃあ、どうすれば良いんだ (スコア:1, 興味深い)
身近でない現象が身近に感じられるよう工夫する所からスタートすると思っているので
この手の実験はかなり効果があると思います。
他に良い手段があるなら、それはそれで非常に良いことですが
Re:じゃあ、どうすれば良いんだ (スコア:0)
子供のころまんがはじめて物語 [wikipedia.org]とかミームいろいろ夢の旅 [wikipedia.org]といった子供向けの教育・教養番組を通じて科学方面に
Re:じゃあ、どうすれば良いんだ (スコア:3, すばらしい洞察)
子供向けじゃないですが、私は小学生の頃はウルトラアイ [wikipedia.org]を欠かさず見てましたね。
そういう番組の現代版をやってくればいいのに…と思いながら上記 Wikipedia の記事を読んで愕然。
「ためしてガッテン」ってウルトラアイの系譜なのか? あれは科学番組じゃないよなぁ…
ピタゴラスイッチ (スコア:2)
Re:じゃあ、どうすれば良いんだ (スコア:1)
強いて言えば、某あるあるに近いような...(あそこまでひどくはないと思うけど)。
#ウルトラアイ大好きっ子だったのでID
Re:じゃあ、どうすれば良いんだ (スコア:1)
あれはあるあるやみのもんたの系譜で、ウルトラアイの後継というならばサイエンスZEROじゃないんですかね?
Re:じゃあ、どうすれば良いんだ (スコア:0)
なるほど、話は聞いたことがありますが、まだ見たことないんです。時間的に録画するしかないので…。
私も見ていました。
こうやって改めて考えてみると自分の子供時代って子供向けの科学番組というのが多かったのですね。
もう少し後になりますが、ワンダービートスクランブル [wikipedia.org]あたりも質量保存
Re:じゃあ、どうすれば良いんだ (スコア:0)
> もっとも、最近の子供だとテレビよりはDS等の携帯ゲーム機とか経由の方が可能性高かったりするのでしょうかね。
……DSでインクレディブル・マシーン(ボソッ
Re:じゃあ、どうすれば良いんだ (スコア:0)
ピタゴラ装置はYouTube等でも人気コンテンツでそれだけを見てあれがピタゴラスイッチと思っている人は多いですが、あれはあくまでピタゴラスイッチという番組内の1コーナーなんですよね。
#僕も後になって「ピタゴラスイッチ≠ピタゴラ装置」ということを知った口なのでAC(^^;
Re:理科離れと関係ないと思う (スコア:1)
わたしはこの実験もやる価値はあると思うけど、これに触発されて全員が理科好きにな
るとは思っていない。
頑張って3割くらいじゃね?
どんな工夫をしても理科が好きになれない子は一定数居ると思うが、なんか子供を全員
理科好きにしようとしているところに、「無駄」を感じるんじゃないかな?
理科好きの源泉は「好奇心」にあると思う。
好奇心があまりない子は、どんなものを見せられてもただただびっくりするだけだったり
「へーー」と冷めて見ているだけでしょう。
ただ、最近はその好奇心を惹起させる不思議な現象に接する機会が少ないから、そういう
意味ではこういう実験も一つのとっかかりにはなると思う。
でも実際は
「ムシキング」→リアル昆虫→ちびっ子昆虫博士
みたいな流れで虫好きの子供やその親が増えたりしていて、何が好奇心をくすぐるかは
分らないんだよね。
同様に子供の頃からPCに慣れ親しんでいるからといって、今の子が将来みんなコンピュータ
技術者になる訳ではないでしょう。
我々の世代でも、生まれた頃から自動車やテレビはあったけど、全員が理系に進んだ訳
じゃないよね。
Re:理科離れと関係ないと思う (スコア:0)