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このうち(1)の資格試験化とは,建築士や会計士など他業界の資格と同様に,資格を取得しないと該当する業務に携われないようにするもの。ITが社会インフラとなり,場合によっては生命や財産に関わるケースがある以上,それを担う人材には一定の資格取得を義務づけるべきという論理だ。
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UNIXはただ死んだだけでなく、本当にひどい臭いを放ち始めている -- あるソフトウェアエンジニア
脳裏をよぎるのは、えんろん とか たいしんぎそう とか… (スコア:5, すばらしい洞察)
「一級情報処理技術者とは名ばかりで、単なる大手SIerの下請け」
「あれだけの規模の開発を1人月でやれ、無理なら他に発注すると言われ、断れなかった」
「仕方がないので、試験密度をギリギリまで薄くした」
「テスト仕様書/成績書を改竄して出したら、思いもよらず監査をスルーしてしまった」
「悪いのは国なんだっ」
うーん、なんだかよろしくないものを連想してしまう。
Re:脳裏をよぎるのは、えんろん とか たいしんぎそう とか… (スコア:0)
名ばかりの資格を一度取得した時点で成長をとめる、似非技術者を守る資格を撤廃したい、
という結論に達したのでしょう。
> 「あれだけの規模の開発を1人月でやれ、無理なら他に発注すると言われ、断れなかった」
最初に予算ありきというのは一般的で、社会的制度で交渉を禁止するのは不可能で、
個々のプロジェクトの成否なんてウチが口を出す事じゃないけど、
目先の予算が惜しくて無理な交渉をする発注側、ダンピング交渉に応じてしまう受注側双方に
問題はあるが、それで赤字なのに粗悪品質になってしまうスパイラルを放置するのは、
末端利用者に影響が出るシステムトラブルの種だし、オフショアに丸投げしても同じでは
産業の空洞化が懸念されるなあ。
> 「一級情報処理技術者とは名ばかりで、単なる大手SIerの下請け」
一級情報処理技術者とは名ばかりで、オブジェクト指向の用語知識さえない奴がいるなあ。
ここにメスを入れて、受発注担当者のモラル・知識を向上させないとダメだな。
少なくとも...
> 「悪いのは国なんだっ」
と、言われたくないからなあ。
そうだ、資格を更新制にして、不適格者は単価が低く頭を使わない仕事しかできないようにしよう。
それでも年功序列で出世できる、旧態SI会社には効果ない可能性はあるけどな。
> 「仕方がないので、試験密度をギリギリまで薄くした」
受注側営業がダンピング要求に応じた結果、プロジェクトがうまくいかなかった時に
人員配置の妥当性を客観的に見極められる尺度に資格があればなあ。
> 「テスト仕様書/成績書を改竄して出したら、思いもよらず監査をスルーしてしまった」
発注側が受け入れを誤魔化す、受け入れで誤魔化されるという事が無いように、
担当者の言い分を客観的に見極められる尺度に資格があればなあ。
客観的尺度としての、資格価値を高める方向に動くのは自然のなりゆきかも。
資格そのものが、モラルを向上させる事にはならない事に注意しなければいけない。
が、資格で仕事が出来なくなる、というのは極端にしても、逆にそこまでやってしまえば、
教育コストが受注につながるとなり、人材育成・教育コストに企業が目を向けて
メインフレーム時代に取得した塩漬け資格で、勉強もせず圧力だけで仕事を通す人間は
減るのではないかという所に思惑があるのかな。
資格は塩漬けでも、高い実績を出している人も少なくないので、そういう真面目な人には
鬱陶しいことしやがってという反発が出るのも当然だし、思惑通りにいくかどうかは疑問だ。
でも、そもそも資格っていうのは、そういう真面目な人ばかりなら不要なものですよね。
自動車免許だって、何も言わなくても、客観的尺度がなくても安全運転をする人間なら不要。
つまり、情報処理開発にピンキリの人間が関わるほど、普及が著しいって事でしょう。
うまくいくかどうかは解らないが、こういう方向に進むのは、
避けられないのだろうと諦めに近い同意。