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現代社会での仮想現実の効用は計り知れないものがあります。 ゲームや小説、漫画、映画等の効用は言うに及ばず、 シミュレーション技術は学術研究のさまざまな分野で役立っていますし、 仮想的な決まりごとを作ることは人間社会の根底を支えています。
にもかかわらず、「現実>仮想現実」という優劣関係は、 ほとんど無批判に受け入れられているようです。 一体全体、これはなぜなんでしょうか。 いくら考えてもうまい答えが出てきません。
このあたりの理由をはっきりさせれば、このトピで取り上げられているような、 バーチャルリアリティ=悪とする考えの根底に迫れるのではないでしょうか。
仮想現実が、「どれだけ現実に似ているか」ということを尺度として いる以上、原理的に、現実そのものを越えることはできないです。
シミュレーション技術が有効となるのは、現実に対象を行うことが 難しかったり、危険だったり、コストがかかったりする場合に、 それに比較して簡単に、安全に、安価にできる場合です。
映画やゲームなどにしても、現実に体験することが難しいものごとを、 擬似的に体験させてくれるというメリットがあるわけです。簡単に 現実に体験可能なことや、毎日現実に体験しているようなことを、 わざわざ疑似体験するメリットは、あまりありません。 せいぜい、「仮想現実技術」そのものを体験してみる、というくらいの 意味でしょうか。
> 私は、「現実を見ろ」とお叱りを受けることが多いのですが、
それは、シミュレーションや仮想現実の有効性とはまた別の文脈なのかも しれませんよ?
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現実を見ろ (スコア:0)
この言葉の背景には「現実>仮想現実」という絶対的な優劣関係が前提としておかれています。
おそらく、スラドの皆様におかれましては、同様の経験をなさった方も多いのではないかと思います。
現代社会での仮想現実の効用は計り知れないものがあります。
ゲームや小説、漫画、映画等の効用は言うに及ばず、
シミュレーション技術は学術研究のさまざまな分野で役立っていますし、
仮想的な決まりごとを作ることは人間社会の根底を支えています。
にもかかわらず、「現実>仮想現実」という優劣関係は、
ほとんど無批判に受け入れられているようです。
一体全体、これはなぜなんでしょうか。
いくら考えてもうまい答えが出てきません。
このあたりの理由をはっきりさせれば、このトピで取り上げられているような、
バーチャルリアリティ=悪とする考えの根底に迫れるのではないでしょうか。
Re:現実を見ろ (スコア:0)
仮想現実が、「どれだけ現実に似ているか」ということを尺度として
いる以上、原理的に、現実そのものを越えることはできないです。
シミュレーション技術が有効となるのは、現実に対象を行うことが
難しかったり、危険だったり、コストがかかったりする場合に、
それに比較して簡単に、安全に、安価にできる場合です。
映画やゲームなどにしても、現実に体験することが難しいものごとを、
擬似的に体験させてくれるというメリットがあるわけです。簡単に
現実に体験可能なことや、毎日現実に体験しているようなことを、
わざわざ疑似体験するメリットは、あまりありません。
せいぜい、「仮想現実技術」そのものを体験してみる、というくらいの
意味でしょうか。
> 私は、「現実を見ろ」とお叱りを受けることが多いのですが、
それは、シミュレーションや仮想現実の有効性とはまた別の文脈なのかも
しれませんよ?