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日本物理学会「ニセ科学」シンポジウム」記事へのコメント

  • 「ニセ医療」もなんとかしてください。
    「アガリクス」だの「血液サラサラ」だの・・・。
    • 本当にそう思います。 代替医療に関係したものは、患者さんは藁をもつかむ思いで大金を使っていることもありますし、進行癌の場合は残された時間を無駄に使うことにもなります。
      アガリクスは、さすがにひどいので、摘発されました。
      「アガリクス薬事法違反事件」 [asahi.com]
      健康食品関係は厚生労働省もこれから徐々に規制していくでしょうが、物理的なことは検証するにはなかなか難しいのだろうと思います。
      そういうところに、このお話は良いニュースでしょうね。
      今回のシンポジウムは物理学会なので、やはり、
      「マイナスイオン」や「ホメオパチー」などを検証して頂ければと強く望むところです。
      • >健康食品関係は厚生労働省もこれから徐々に規制していくでしょうが

         学生には、この流れが変わった時が要注意だと教えています。医療費の高騰が問題になっているわけで、知識のない弱者が自ら進んでまっとうな医療ではなく代替医療を選択してくれれば(政府が)助かる場合も出てくるわけです。ぶっちゃけ「金持ちは高度な医学に基づいた医療が受けられるが貧乏人は代替医療で我慢せよ」という社会が実現しかねない。もちろん、こんなことをあからさまに主張すると反発がありますが「患者の選択の自由」をタテマエとして自ら選ぶという形で実は選ばされている状況、なんてのを作ることだってできる。
         だから「弱者が生き延びるには情報が大事だ(勉強せよ)」と説教することになるんです。
        • Re:医学は科学 (スコア:2, 参考になる)

          by nminoru (5013) <nminoruNO@SPAMnminoru.jp> on 2006年01月07日 2時48分 (#860834) ホームページ
          「代替医療が金のかかる現代医療の代わりになって 医療費が抑制される」という理屈はあるのですが、 そうは問屋が卸さないという話も聞きます。

          ロルフ・デーゲンの 「フロイト先生のウソ」 [amazon.co.jp]にはスイスの健康保険組合の例がでています (第一章 心理療法「心理療法は医療費抑制に役立つ?」)。
          へーゼル大学の医療経済学者ユルク・ゾマーの指導でおこなわれた スイス国民基金の研究プロジェクト「健康保険における補足的医療」では、 1993年10月から3年間に 7,500人に 保険から支払われる形で無料の 代替医療(ホメオパシー、神経療法、植物療法、漢方、人知医学など)を提供し、 代替医療が保険でまかなえない普通の人のグループと比較研究したそうです。 その結果、
          • 代替医療を使う患者は、現代医学の使用頻度も高い(代替医療だけを使った患者は1%にすぎなかった)。 そのため代替医療に保険を適用すると医療費全体が押し上げられる。
          • 代替医療によって健康状態が改善しないので、追加分だけムダになる。
          という結論がえられたそうです。

          この結果だけでは確かなことはいえませんが、 行政が「医療費が抑制できてウマー!!」とか考えて 代替医療に飛びつくと、かえって高いものにつくかもしれません。
          --
          コンタミは発見の母
          親コメント

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