アカウント名:
パスワード:
要は、百科事典はバザールではなくて伽藍なのではと思った次第。
ウィキペディアで良くあるパターン
具体的に、どの記事でそんなことがあったのか教えてくれませんか。
3. 専門家がその専門的見解に基づいて、一般的な見解と異なる見解を書く。
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
長期的な見通しやビジョンはあえて持たないようにしてる -- Linus Torvalds
百科事典との補間 (スコア:3, 興味深い)
と答えていますが、そんなに簡単に印刷物としての時点が消えることはないだろうと思います。断言しても構わないでしょう。
その最大の理由は、百科事典が古いものでは数百年の歴史を持ち、権威付けされているのに対し、Wikipedia は権威付けされていないという点。
「広辞苑では○○と書いているが……」「ブリタニカでは……」という言い方で自分の意見を補強することはできても、「Wikipedia ではこう書か
議論を行なうためにカウンターサイドへ (スコア:2, すばらしい洞察)
しかも、Wikiであることで、編集作業や貢献にかかるコストが通常の辞典よりも極端に低いものとなっています。ある事柄の専門家が、その専門分野について1ページだけ書くこともできるのです。
これは通常の辞典の編纂からは全く考えられない利点です。
もし専門家が数ページずつ持ち込むことができれば、内容は通常の辞典よりもレベルの高いものとなるでしょう。ある程度の権威がついてきて閾値を超えれば、雪崩をうってそれがおこることも考えられます。
また、検索とリンクが使えることは、辞典の利用にとってとても大きなことです。
これも紙では考えられない利点でしょう。
討ち死にが続いて死屍累々となっている電子ブックよりも、移行は早いと思われます。完全になくなるかどうかはわかりませんが。
適当にページをめくることができるかどうかは、インタフェイスの問題でしょう。
"よく読まれているページ"や"ランダムにページを選択"などのメニューがあれば、事足りるものと思います。
Re:議論を行なうためにカウンターサイドへ (スコア:3, 興味深い)
要は、百科事典はバザールではなくて伽藍なのではと思った次第。
Re:議論を行なうためにカウンターサイドへ (スコア:0)
具体的に、どの記事でそんなことがあったのか教えてくれませんか。
Re:議論を行なうためにカウンターサイドへ (スコア:1, すばらしい洞察)
> 専門家というのは、一般の人が納得できるように説明できる人のことだと思ってますから。
これは一般的ではない見解ではないでしょうか?
世の中には一般の人を相手にしなくてよい専門家の方が多く、
「一般の人が納得できるように説明できる」事が求められる場は稀です。
あなたが「そうあってほしい」と言うだけで、それを専門家たる条件とするのは、
私のような「一般の人」には納得できません。
Re:議論を行なうためにカウンターサイドへ (スコア:0)
Re:議論を行なうためにカウンターサイドへ (スコア:2, すばらしい洞察)
> 例えば、宇宙関連の専門家は自分の仕事の有効性などを
> 国の役人などに説明できなければなりません。
> もちろん、国の役人が一般人かという疑問は残ります。
疑問は残る?
私はむしろ、それは一般人であってはならないと思います。
その立場の「役人」は、彼らなりに理解する努力として
説明を聞く分野についてある程度の基礎知識を持つべきでしょう。
それは、職業上求められる事です。
専門家は、その専門分野について少し内容を省略し、
ある程度の基礎知識を持つ者に理解させる事ができれば充分。
そうやって専門家に説明を受けた「基礎知識を有する者」は、
更に内容を簡略化し、基礎知識の無い一般人に説明する。
既存メディアではそーゆー階層構造で情報伝達されていますよね。
(某全国紙の科学系記者のように予習が足りないと言われる場合もありますが)
役割分担が機能していれば、専門家が一般人相手に四苦八苦する必要は無い。
ある程度の学習をし、ある程度の理解をした非専門家が説明できればいいのでは?
中間レイヤーを抜く事が必ずしも効率的では無いと言う例です。
Re:議論を行なうためにカウンターサイドへ (スコア:1)
Re:議論を行なうためにカウンターサイドへ (スコア:0)
それが優秀ではない人を「二流以下」と断じるのは勝手にすればいいけど、
それによって専門家の知識を受け取れないのはもったいない。
器への注ぎ方が悪いのか
器の底が抜けてるのか
注ぎ手と受け取り手のどちらの希少価値が高いのか
さあ、どうなんでしょうね。
Re:議論を行なうためにカウンターサイドへ (スコア:0)
>ある程度の基礎知識を持つ者に理解させる事ができれば充分。
それはそうですし、論文を書くならば必要十分だと思います。しかしWikipediaは百科事典なので、専門家じゃない人が普通に理解できることを理解できるように書くことが求められると思います。まさに、
>そうやって専門家に説明を受けた「基礎知識を有する者」は、
>更に内容を簡略化し、基礎知識の無い一般人に説明する。
を行う場だと思うのです。
その学問分野でのまったくの新説は、適切な学会誌に発表して、世の中に認められてか
Re:議論を行なうためにカウンターサイドへ (スコア:0)
Re:議論を行なうためにカウンターサイドへ (スコア:0)
ここで専門家の定義をすることにあまり意味を見出せない。
書ける専門家が書けばよい
ってことでしょ。
すべての専門家が百科事典や専門分野の事典の編纂に加わるわけじゃないんだから。
Re:議論を行なうためにカウンターサイドへ (スコア:1, すばらしい洞察)
>専門家というのは、一般の人が納得できるように説明できる人
>のことだと思ってますから。
数の力を過小評価してないですか??
個人的には、「人生のいくばくかの時間を費やしてきた専門家」と「今まで考えたことなどないのに、とりあえず口を挟みたい人」とが同じ重み付けっていうのに無理を感じたりしてます。互いの専門性に敬意を払い合う世の中なら、こんなこたー感じずにすむのかもしれませんが。
あなたの仰る一般の人々が、もしあまり理性的でなくて、しかも大勢で「ワーワー」言ってきたら、私なら直ぐに逃げ出しちゃいますな。^^;
Re:議論を行なうためにカウンターサイドへ (スコア:1)
たとえば、鳥類の分類の話じゃないかな。
Sibley-Ahlquist鳥類分類 [wikipedia.org]の話でひどくもめてた。
#正直学問としての生物がよくわかってない自分には何のことやらさっぱり。
>これって、専門家としての能力が低いってことでしょうかね。
この件についてはたぶん違う。
Wikipediaの場合、誰が本当の専門家かしばしばわからなくなる。
今でも、マイナーな分野やローカルな話題について書かれていることが
その人の妄想なのか知られていない事実なのかが区別できなかったり。
任意の分野において、専門家の数<非専門家の数 はたぶん一般的に成り立つだろうから、
これは人数を増やしただけでは解決できないかも。
Re:議論を行なうためにカウンターサイドへ (スコア:1)
(鳥類の分類自体が流動的であることも背景にはあるらしいんですけどね)
この「専門家」は攻撃的な姿勢を終始変えることがなく、結局管理者の警告を無視して投稿ブロックされるに至りました。
「そんなこと」の例としてはメッカ・マッカ論争 [wikipedia.org]が適しているかも知れません。
──おお神よ、あんたそこまでやるか?――
Re:議論を行なうためにカウンターサイドへ (スコア:0)
#まぁ、専門家じゃないという意味を込めて「専門家」(括弧付)と表現していたのでしょうが。
Re:議論を行なうためにカウンターサイドへ (スコア:0)
「専門家の編集が却下され続ける」かどうかは知りませんけど、ブロードバンド [wikipedia.org]なぞは「多数派に圧倒され」と言えるのかも知れませんね。
Re:議論を行なうためにカウンターサイドへ (スコア:0)
なーんて運用は無しですか、そうですか。
Re:議論を行なうためにカウンターサイドへ (スコア:2, 興味深い)
>もし専門家が数ページずつ持ち込むことができれば、
「れば」「たら」も結構だと思いますが、そのために何がなされなければならないかも考えないといけないでしょう。専門家が書き込むことができるということと、実際に専門家が書き込んでくれることとは別なわけですし。
また、権威付けされるに足るべきものとなるためには、誤った記述を極力排除していかなければならないでしょう。そのためには、専門家に書き込んでもらうだけではなく、専門家が見て正しくない記述、素人による記述を書き込ませない仕組みが必要となるかもしれません。それが Wikipedia のあるべき方向かというと、真逆を向いてしまうような感じですし、難しいところではありますが。
Re:議論を行なうためにカウンターサイドへ (スコア:1)
>適当にページをめくることができるかどうかは、インタフェイスの問題でしょう。
>"よく読まれているページ"や"ランダムにページを選択"などのメニューがあれば、事足りるものと思います。
この2つの機能は既に盛り込まれていますね。
(「注目の記事」「おまかせ表示」)
Re:議論を行なうためにカウンターサイドへ (スコア:1)
補足しておきますと、2003年前半頃までは各ページの閲覧回数も記録されており、確認することも可能だったのですが、この機能は負荷対策のため削減されてしまいました。
- Lupinoid -
Re:議論を行なうためにカウンターサイドへ (スコア:0)
そういえばそうだった。上位に白装束集団とかクリ*が来ていて萎えたけど。
Re:議論を行なうためにカウンターサイドへ (スコア:0)
#手伝っていないのでAC