IntelがOLPCプロジェクトに参加 19
ストーリー by mhatta
大同小異 部門より
大同小異 部門より
backslashdot 曰く、
日経が報道しているが、IntelがOne Laptop Per Childプロジェクトに参加することを発表したようだ。 Intelからリリースも出ている。 OLPCのリーダーであるネグロポンテ氏がIntelを批判したり、 Intelが対抗して400ドルPCを出したりと、 両者は決して仲が良いとは言えない状況であったが、 ここにきてIntelがOLPC開発において技術ならびに教育ソフトの提供などで協力し、OLPCの理事会にも参加するということが決まったようである。 現行のOLPCにはAMDのGeode LX-700が搭載されているが、これにIntelがどう動いてくるだろうか。
Intel Silverthorne vs AMD Bobcat (スコア:2, 興味深い)
いままで、IntelはGeodeに対抗できるCPUをもっていなかった(※)わけですが、
今度作るコア(Silverthome)で対応できそうだから参入するのですかね。
次期マシンのCPUの座を奪い取れれば、AMDのBodcatの適用領域を狭められて
(ある程度の)宣伝効果もあげられると。
#しかし、とりえあずx86で一番長生きなコアはCyrix 5x86なんですよね…。
#会社もM2もさっさとなくなっちゃったのに。
※486とかP5とか持っているわけですが、いまさら古いプロセスで生産しないだろうし、
新しいプロセスに再設計しても費用回収できないでしょうから…。
※※各コードネームについては後藤さんの記事 [impress.co.jp]とか参照してください。
Re:Intel Silverthorne vs AMD Bobcat (スコア:0)
工人舎の小型ノートPCもGeode LX 800MHzが搭載されていたもの(OS:XP)が
後継モデル(OS:Vista)ではA100 600MHzになっていてバッテリ駆動時間も損なわれていないところを見ると
同等かそれ以上の性能を持っていると思われます。
# 以前/.で取り上げられたLOOX UにはA110が採用されているはずですね。
Geode GX/LXがSoCなのに対してA100はIntel946GUチップセットと組み合わせて
Intel Ultra Mobile Platform 2007として提供されているという違いがありますが、
先に挙げた採用事例を見る限り、製品化されたものを見た時にその違いによる影響はなさそうです。
Geode GXとは価格面でかなりの開きがあると思いますが、
それはSilverthorneなら解決するというものではないので
ここで「対抗出来る」というのは消費電力を含めた性能のことだと考えています。
Re:Intel Silverthorne vs AMD Bobcat (スコア:1)
先日、一般向け販売の一報を聞いて即LOOX Uを購入した一人です。
(今LOOX Uを購入しようとすると3ヶ月待ちらしいですね)
Geodeの「800」は動作クロックではありません。
Geode LX 800は500MHz動作で、A100も500MHz動作です。A110は800MHzです。
LOOX Uを購入した一番大きな理由は800MHzだったからです。
Geode LX 800は、MMXとSSEでSpeedStepは当然ついていません。
A100/100は、MMX、SSE、SSE2で、SpeedStepがついています。
単純にカタログスペックを比較してもあまり意味がありませんが、
Geode LX 800は0.9Wであるのに対してA100/A110は3Wなので
SpeedStepの効果が出ているんだと思います。
ただし、LOOX Uはファンがついており
筐体内温度によって回転数が変わるようなので
暑いところで使うと動作時間が短くなり
寒いところで使うと動作時間は長くなると思われます。
Re:Intel Silverthorne vs AMD Bobcat (スコア:1)
細かいけど、A100は600MHz [intel.com]では?
# 今、手許に工人舎SHシリーズのパンフレットがある。
# 「長く日本のPCイノベーションに関わり、25年にわたるPC開発の経験を持つ『工人舎』が〜」と
# 書かれているんだが、「今の」工人舎はそんなに古くないんじゃ…
Re:Intel Silverthorne vs AMD Bobcat (スコア:0)
Z80 4MHz, 64KB memory, 5inch FDDx2, Serial Terminal で \448,000 くらいだったか・・・
# 今の工人舎と同じかどうかはわかりませんが、懐かしくてつい。
Re:Intel Silverthorne vs AMD Bobcat (スコア:0)
工人舎 (オフトピ) (スコア:0)
Re:Intel Silverthorne vs AMD Bobcat (スコア:1)
A100/A110の3WはTDPですが。
Geodeの@Wって言うのは"平均消費電力"ですね。
むしろ (スコア:1, 興味深い)
展開が発展途上国に留まる限り、インテルの利益が目減りするわけじゃないし。
機能が限定されていることを批判してたけど、逆に限定されていなければかえってインテルの既存の製品ラインに影響がでかねないだろ?
やっぱり、ウィンテルのソフトハードの強制アップグレードによるボロ儲け体制にヒビが入るのを恐れたのか?
もしそうなら、インテル自身が今の体制が消費者の利益になっていないことを認めたことになるんじゃないのか?
インテルがOLPCに参加することはいいことだけど、なんか引っかかるものが残るんだよな。
三つ子の魂百まで (スコア:3, 興味深い)
OLPCがまだできるかどうか不明な時期はプロジェクト全体を叩いてみたけど、(intelとしては意外にも?)
完成してしまったので。普及する前に取り入って、AMD→intelへ移行させよう、とか。
AMDとintelの石の違いが、どれ程の物かわからないけど。
Eduwiseコケた?(Re:むしろ) (スコア:2, 興味深い)
昨年5月の発表分しか無いのですね。
完全に失敗したとは思い難いですが、製造原価を目標以内に納め切れない、
などの理由で開発が難航しているのかもしれません。
インテルには、そのあたりのノウハウを得たいという狙いがあるのかも。
// Eduwiseは、昨年中にメキシコで30万台を配布する予定だった筈だけど、
// その辺、どうなったんでしょうね?
Re:むしろ (スコア:1, おもしろおかしい)
「100ドルのPCで用は事足りる」ことがばれてしまったら、
みんな数百ドルもするプロセッサを買ってくれなくなるじゃないか!
Re:むしろ インテルも覚悟を決めたのでは (スコア:2, 興味深い)
インテルとしては、今の高価なPCが、ローエンドの100ドルPCに置き換えられることは阻止したかった。
しかし、クレイトン・クリステンセン が「イノベーションのジレンマ」で言っているようにいつかはその日が来る。実際、PCはそれまでのワークステーションを置き換え、ワークステーションはミニコンを置き換えてきた。
その日が避けられないなら、自分から新しい市場のリーダーになろうとするのは理にかなっている。
それでも、100ドルPC用のCPUなんて1個せいぜい10ドル、今のインテルのCPUの平均価格は200ドルくらい?10倍売っても足りない?
あ、でも世界の子供たちには良いことですね。それから私にも
Re:むしろ インテルも覚悟を決めたのでは (スコア:0)
インテルが原価割れでClassmate PC路線を推し進めてたら原価割れ分を負担してたのは私達ですが…?
Re:むしろ (スコア:0)
むしろIntelが妨害しようとしてなかったら余程そっちの方がアホでしょう。
Re:むしろ (スコア:0)
デザインセンスのあるAppleがいないのが不満だった
んじゃないの?(w
Re:むしろ (スコア:0)
MSもそうだけど、成功してかつ成功し続けるには少しでも障害になりそうな物を芽の内に潰しておくしたたかさが必要なんだなあ。それが良い事だとは1ビットも思わないけど。
これにより (スコア:1)
何らかの確執ができてギシギシしそうで怖いです。
よりよい結果が出ればイイですね
かゆいうま
Re:これにより (スコア:0)